Facebook傘下企業から発売されているOculus Go(オキュラスゴー)に代表されるスタンダローン型VRゴーグルは、コンピュータ内蔵型で、2万円台前半から購入できる価格、VRコンテンツの動きの滑らかさ、VR酔いのしにくさから、不動産の接客には最適です。
Oculus Goを例に、スタンドアローン型VRゴーグルを店舗接客で活用するための以下の3つのコツや注意点について簡単に説明していきます。
Oculus Goはヘッドマウントディスプレイ(いわゆるゴーグル)とリモコンがセットになっています。
Oculus Goの中にはスマホのようなコンピュータが入っており、wi-fiにつないでブラウザでネットサーフィンをしたり、アプリでゲームなどを楽しむことができます。Oculus GoのVR空間の中で、文字をタイプ、リンクをクリックなど様々な操作をするためにリモコンを使います。
Oculus GoのVR空間内でタイプする場合、空間内に表示されるキーボードにリモコンを使ってポインタを当ててタイプするので、手間がかかります。
また、QRコードを読み取る機能もありません。建売住宅のように案内する物件が決まっていれば、あらかじめその物件のコンテンツURLを入力しておけば良いですが、数多くの物件を取り扱っている場合は、スムーズに物件を案内することが難しくなります。
スペースリーの「瞬間接客VR」機能であれば、パソコンなどの別デバイスからゴーグルで再生されるVRコンテンツの指定、切り替えができ、お客様が見ている画面を別デバイスで確認することもできます。スマートにVRを活用するためにはこのような機能はお勧めです。
特に女性のお客様の場合、VRゴーグルの衛生面を気にされる方も多いです。
Oculus Goには頭に固定するバンドがついていますが、顔に密着することに抵抗があるお客様もいますし、ゲームのような長時間の視聴ではないので、バンドは外して手持ちで使っていただくのが良いでしょう。
また、アマゾンなどで1枚20円程度からゴーグルに取り付けるマスクのような衛星布を購入することが可能です。顔に装着するニンジャマスクと呼ばれる製品もありますが、装着を恥ずかしがるお客様も多いと思いますので、避けた方がいいでしょう。
以上に挙げた点に気をつけて最新のVR機器を活用していただければ、従来の不動産店舗のイメージとは違う、楽しい体験をお客様に提供することができるでしょう。
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最後までお読みいただいてありがとうございます。
(この記事は全国賃貸住宅新聞2月25日号掲載「そろそろVRはじめませんか」第21回の内容をベースにしています。)
不動産業界のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
VR不動産7選!不動産分野におけるVR活用法を事例とともにご紹介!