VRと空間データ活用のヒントが見つかる

【VR×不動産】賃貸管理におけるVRパノラマ活用例!

賃貸管理メインの事業者様から「うちは管理がメインでエンドのお客さんの接客はないから、パノラマはやっていない」という声を聞くことがあります。
しかしながら、入居者はほとんど仲介会社経由という事業者でも、VRパノラマをうまく活用している事例はあります。
今回は賃貸管理メインの会社におけるVRパノラマ活用事例についてまとめたいと思います。

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(1) 空室対策としての活用

仲介会社の立場からすると、なるべく手間をかけずに契約を取りたいということになります。
管理会社の方で用意したVRパノラマコンテンツがあれば、行ったことがない物件や空き予定で中が見れない物件でも案内がしやすくなります。

QRコード

また、QRコードなどで、物件資料に入れておけば、エンドのお客様向けの営業ツールとしても使うことができます。
案内しやすい物件は紹介される機会が増えることで成約率の向上が期待され、長い目で見れば空室率の低下にも寄与すると考えられます。

また、VRコンテンツの中に、給湯スイッチやエアコンなどの設備を写した写真を埋め込んだり、コメントを入れることで、その物件に詳しくない担当者でも、設備の説明ができたり、物件のセールスポイントをわかりやすく伝えることができるようになります。

(2) 問い合わせや報告をより効率的に

物件資料にVRコンテンツのQRコードを記載することで、パノラマVR物件のコンセントの位置、バルコニーの有無などに関する問い合わせを減らすことができることが、複数の管理会社から聞かれています。

画像埋め込み

また、原状回復工事の報告では、大量の写真のやり取りが行われることが多くありますが、パノラマVRコンテンツと細部を撮影した通常の写真の組み合わせで効率的に、わかりやすく報告を行うことができます。
例えば、スペースリーのユーザーの管理会社の中には、協力リフォーム会社にもスペースリーのアカウントを発行し、報告業務に活用している事例もあります。

また、オーナーへの報告に活用することで、わかりやすい報告ができるだけでなく、リーシングや物件管理に先進的なツールを活用しているというアピールをすることもできるでしょう。

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まとめ

以上のように、直接の接客がなくても、管理会社として空室対策と業務効率化の両面で、パノラマVRを活用できます。
管理物件であれば繰り返し活用できるパノラマ写真のデータ蓄積を早めに開始し、繁忙期のリーシング対策にぜひご活用いただければと思います。

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最後までお読みいただいてありがとうございます。

(この記事は全国賃貸住宅新聞11月25日号掲載「そろそろVRはじめませんか」第30回の内容をベースにしています。)

不動産業界のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
VR不動産7選!不動産分野におけるVR活用法を事例とともにご紹介!

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