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人材育成に活かされる「VR研修」の押さえておくべき基礎知識まとめ

近年、国内外を問わず多くの企業が実用レベルでの導入を進めているVR研修。業界や業態にかかわらず、あらゆる場面でそのメリットを最大限に生かした活用がなされています。

ところが、VR自体がまだまだ新しい技術だということもあり、それを使った研修システムの具体的なイメージが世に浸透していないことも事実です。

そこで今回の記事では、そもそもVR研修とは何なのか、導入することでどのような効果が期待できるのかといったVR研修の基礎知識についてまとめて解説していきます。従来の研修制度に対してどのようなメリットがあるのかを把握し、これからの人材育成について見直すきっかけになれば幸いです。

技術としてのVR

VRを活用したコンテンツに対しての認知度はここ数年で急速に高まり、様々な分野で活用が進められてきました。VRを使ったテーマパークがオープンしたり、企業のウェブサイトの中に360度動画が埋め込まれていたりと、VRコンテンツが私たちの生活の中にも少しずつ入り込んできていることを実感できます。

そもそも VR (Virtual Reality, 仮想現実) とは、これらの映像や画像などのコンテンツ自体のことではなく、仮想の空間や物体をコンピューターで作り上げる技術のことを指す言葉です。それらを現実に近い感覚で実際に体験できるため、使い方次第で幅広い分野に活用できるという点から注目が集まっています。遠く離れた場所に自分がいるような感覚や、実在しないものを手に持ってみたりといった現実では難しいものや不可能なものさえも擬似的に体験できるという点が分かりやすい特長として挙げられるでしょう。

人材育成におけるVRの実用化

上記のことを踏まえて、VRをどのように人材育成に活かすことができるのか解説していきます。

まず「VR研修」を一言で説明するならば、仮想空間で研修を行うということになります。研修場所を仮想空間上に設けることによって、従来屋外で行う必要があった研修をオフィスで実施できたり、夜間に行う必要がある訓練を日中に実施できたりと、様々な面で融通が利きやすくなります。

これらは時間や場所の制約を取り払うことができるというVR自体の長所がそのまま発揮される例ですが、使い方によっては現実での実施が難しい研修や不可能な研修を実現できるようになる例もあります。たとえば、オフィスや店舗においての防災訓練などを行う際に、実際の間取りを仮想空間上に再現し、そこに煙が充満した際の視界をシミュレーションしたり、その状況のなかでどのように避難するか実際に体験したりということも可能になるわけです。実際にオフィスに煙を充満させるのは難しいですが、仮想空間上でならどんな状況も自由にシミュレーションできるのです。

なぜ研修にVRを活用するのか

VR業界ではよく「没入感」という言葉が使われますが、これは仮想空間にリアルに入り込んでいるという感覚を意味します。実際にそこにいるわけではないことを頭では分かっていても、VRでジェットコースターの映像を見ると背筋がぞわっとするような感覚になるのがいい例です。この没入感が他の映像コンテンツなどに比べて圧倒的に高いのもVRの特長で、これによって生まれる良い効果も多くあります。

上記の防災訓練の例のように、通常であれば想像力で補うしかない要素の多い緊急時対応の研修などにおいても、仮想空間に入り込んでしまえば自分が実際にそこにいるという緊張感を持って研修に臨むことができます。

また、通常の映像資料との大きな違いとして、VRは研修を受ける人の目線で映像を作れるということが挙げられます。例えば接客の研修においては、通常の映像資料では登場する人物の接客態度を客観的に観察するような視点になってしまいます。一方VRであれば、研修生自身が仮想空間内の店舗に入り込み、自分自身で接客を体験してみるという主観的な研修空間を作成することができます。

テキストや画像、映像など、他の媒体に比べてVRは主体性を引き出す研修を制作することができます。仮想空間の中に自分自身が入り込み、自分の動きがVR上に反映されるうえに仮想空間上に存在する人やものがリアクションを返してくるという相互作用的な動きも、VRがユーザーの主体性を引き出すひとつの理由です。自分が起こしたアクションに対して仮想空間上で評価がなされ次の段階に進めるという、ゲーム感覚の要素もやる気につながる要因のひとつだと言えるでしょう。

まとめ

今回はVR研修の基礎知識についてまとめて解説しました。

VRの技術的な特長がそのまま活かされている面もありつつ、VRコンテンツが人に対して与える精神的な要因についても認識を広げると、まだまだVR研修の今後に期待できるところは大いにありそうです。

VR研修は従来の研修制度と比較して、場所や時間の融通がきくようになったりあらゆる状況を再現できたりといった研修自体の柔軟性を高める効果、そして参加者の緊張感や主体性など精神面の改善による研修内容の質を高める効果があることを紹介しました。

これからも導入事例が増えていくことが予想されるVR研修。将来的にはさらに工夫が重ねられ、今ではまだ予想もつかないようなVR研修が出てくることも期待できます。今後も発達し続ける分野であることは間違いないので、目が離せません!

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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