VRと空間データ活用のヒントが見つかる

VRとマーケティングオートメーションで、最適な営業タイミングを発見する!

VRコンテンツの閲覧分析

スペースリーなどのVR制作ソフトで制作した360度VRコンテンツは、ウェブブラウザで閲覧することができ、閲覧回数や閲覧時間などの閲覧データを取得できます。

さらに、顧客情報と閲覧データを組み合わせることで、特定の顧客がどの物件を、いつ、どのように閲覧したかを把握できます。このような機能をマーケティングオートメーション(MA)と一般的に言いますが、1)顧客に連絡すべきタイミングをはかることや、2)お客様の好みを分析し、ホットな顧客を特定することができます。

住宅メーカーや工務店が反響率・成約率アップしたVR活用事例を1つの冊子にまとめました。ダウンロードは「住宅メーカーと工務店のVR活用事例6選」よりお願いします。

 

 

(1) 顧客に連絡するタイミングをはかる

社宅の法人営業や売買の営業などは特にそうですが、営業の導線の中で電話が重視される場合、どのようなタイミングで顧客に連絡するかというのは非常に重要です。

しかし、お客様の方は、仕事で忙しい、食事中、家族団欒の最中など、ちょうど良いタイミングを計るのは難しいものです。
例えば、お客様に提案物件のVRコンテンツをメールで送る場合に、お客様が閲覧し始めたら通知が来るように設定しておけば、まさにお客様がウェブ上で物件を内見している時がわかるため、電話すべきタイミングをはかりやすくなるでしょう。

また、遠隔同期機能を活用すれば、そのままお客様とウェブ上で一緒に物件を見ながら話をすることもができるため、お客様はご自宅にいながら、営業マンは店舗にいながらお客様と一緒にウェブ上で内見することができます。

 

(2) お客様の好みを分析し、HOTな顧客を特定する

お客様が過去に閲覧した物件、閲覧時間などのデータを分析することで、お客様の好みを推測することができます。
さらに、360度VRコンテンツの場合は、どのシーンのどの部分を閲覧したのかまで、データに残すことができるため、お客様の好みをより深く分析することも可能です。
また、複数の物件をご案内していれば、最後に閲覧した物件はどれか、どの物件を何回、それぞれどのくらいの長さ見ているのかがわかるため、そのお客様は今ホットなのか、どの物件が確度が高いのかということもわかります。

また、メーリングリストを作って、リストメールの形で一斉送信した場合は、リストの中でどのお客様が閲覧したのか、どのようにご覧になったのかを把握した上でフォローの連絡を入れることができるので、営業をより効率的に効果的にすることができます。
対象としてはエンドのお客様だけでなく、例えば、取引のある仲介会社のリストを作ることもできますので、仲介経由でリーシングを行うことが多い管理会社の場合は、仲介会社向けのフォローなどにも役立てることができます。

マーケティングオートメーションの活用イメージ

マーケティングオートメーションの活用イメージ

 

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まとめ

IT重説、電子契約などの制度が整い、普及して行く中で、お客様がオンラインで物件情報を収集し、不動産店舗に行かずにお部屋探しをする流れは今後も強まって行くことが予想されます。
不動産賃貸取引のオンライン化が進むほど、顧客の閲覧データの活用は重要性を増して行くでしょう。

 

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最後までお読みいただいてありがとうございます。
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(この記事は全国賃貸住宅新聞2018年8月27日号掲載「そろそろVRはじめませんか」第16回の内容をベースにしています。)

不動産業界のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
VR不動産7選!不動産分野におけるVR活用法を事例とともにご紹介!

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