VRと空間データ活用のヒントが見つかる

360°カメラを持って旅行にいこう!

みなさんはこの夏、どこか旅行に出かけましたか?筆者は先日、日光までドライブ旅行にいってきました。
旅先では、デジカメやスマホでたくさん写真を撮って思い出を残す方が多いと思いますが、そこに360°カメラを加えるともっといっぱいの思い出を持ち帰れますよ!


※スペースリーのリゾートホテル下見用のVRサンプル。VR内に画像・動画・リンクの埋め込みも可能です。

30分で解説!事業者向けの360度カメラの選び方・撮影のポイントを1つの冊子にまとめました。資料ダウンロードは「5,000事業者以上へのVR導入実績!事業者向け、360度カメラの選び方と効果的な撮影方法」よりお願いします。

 

 

1. 旅のオトモにオススメの360°カメラはこれだ!

旅をする男性

観光地をめぐりながら360度写真を撮影する場合、必要となるのはズバリ
①持ち運びやすさ
②電池の持ち
③レスポンスのよさ

この3つです。

まずは持ち運びやすさ。旅先では長い間歩くことはもちろん、サイクリングなどのアクティビティを楽しむこともあるかもしれません。ポケットに入れておけるサイズ、重量、そしてある程度の頑丈さを兼ね備えたカメラが理想的です。

次に電池の持ち。スケジュールによっては、ホテルに戻るまで充電するチャンスが無いことも考えられます。写真や動画をたくさん撮っても、丸1日はバッテリーが持つことが必須条件といえるでしょう。

そして最後にレスポンスのよさ。これは実際に観光地を回りながら写真を撮っていて気づいたのですが、カメラ本体のレスポンスの良さはとても大事。カメラを取り出して撮影し、電源を切ってしまうという動作を何度も繰り返すことになるので、この時間が短いに越したことはありません。テンポよく撮影できるとストレスも溜まりませんし、何より大切なシャッターチャンスを逃さないことに繋がります。

そして筆者の独断ですが、現時点でこの条件を満たしている360°カメラは新型Gear 360で間違いありません。

新型Gear 360

持ち運びやすさの点においては、リコーシータよりも本体サイズと軽さでやや劣るものの(Gear 360は約130g、シータSCは約102g)ポケットに入れておいても鬱陶しく感じることはまったくありませんでした。

バッテリーは1,160mAhという大容量なので電池の持ちも申し分ありません。写真撮影がメインな筆者の使い方では、丸一日使い倒しても電池を使い切ることはありませんでした。アプリから確認しなければいけないシータと違って、液晶画面に残り撮影可能枚数やバッテリーが表示されるため、あとどの程度の撮影が可能なのかも瞬時に把握できます。

レスポンスは非常によく、電源を入れて撮影するまで5秒もかかりません。電源ボタンはシータに比べて大きいので押しやすく、また電源が入るときに起動音が鳴るため、サッとポケットから取り出してサッと撮影ができます。

ポケットから取り出すGear 360

ちなみに、今回筆者は天気に恵まれていましたが、Gear 360はIP53の防水・防滴仕様なので突然雨が降ってきても安心です。まさに旅行にピッタリの360°カメラといえます。

2. 綺麗に、かつラクに撮影するための方法

都度スマホのアプリから設定を変えるのは面倒なので、今回は
明るさ +1.0
WB 自動
HDR合成 オン

の設定で固定して撮影しました。


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もちろん、完璧に綺麗な写真が撮りたければ場所や明るさに合わせて設定を変えるのが理想的ですが、歩き回りながら片手でポンポンと撮影していくのであれば、このくらいのクオリティの写真が撮れれば充分でないかと思います。

例外として、今回訪れた大谷資料館という極端に暗い採掘場跡では、明らかにこの設定ではまともな写真が撮れないと判断したためその場で設定を変更。

明るさ +3.0
WB 自動
HDR合成 オフ

の設定で撮影しました。


新しいタブで開く>

結果、ある程度はましにはなりましたが、ノイズがひどい写真となってしまいました。暗い場所ではノイズ低減機能のあるシータで撮影した方がよかったかもしれません…。

30分で解説!360度カメラの選び方・撮影のポイントを1つの冊子にまとめました。資料ダウンロードは「5000事業者以上へのVR導入実績!事業者向け、360度カメラの選び方と効果的な撮影方法」よりお願いします。

 

3. 撮ってきた360度写真をシェアする方法

せっかく撮影してきた素敵な旅の思い出、もちろん友達にシェアしたいですよね。
360度写真のFacebookとInstagramへの投稿についてはまとめた記事があるので、ぜひこちらを参考になさってください。
参考:最先端のSNS映え!FacebookとInstagramに360度写真を投稿

また、SNSに投稿するのではなく、以下のようにコンテンツを作ってシェアするという方法もあります。


新しいタブで開く>

Spacely』を使えば、誰でもかんたんにVRコンテンツの制作が可能です。ウェブ上で動作するサービスなので、アプリは一切使わず、スマホやパソコンのブラウザから制作・閲覧ができます。
完成したコンテンツはURLで共有したり、ウェブページに埋め込むことも可能。スマホから閲覧すれば、VRゴーグルをつけてVR体験もできてしまいます。

無料でも十分なものが作れてしまうので(上記のものは無料プランで制作したものです)、ぜひ旅の記念にVRコンテンツを作ってみてくださいね。

4. まとめ

360度写真の魅力はなんといっても『その場にいる感覚を味わえる』ところ。楽しい旅行が終わって帰ってきたあとでも、いつでも思い出に浸ることができます。
また、カメラワークを考える必要がほとんどないため、普通の写真を撮るよりもラクなのも特徴です。今まで撮影に使っていた時間を、現地での観光に使えるかもしれません。

今回の記事で紹介したGear 360をリーズナブルにレンタルできるサービスもあります。次回の旅行の際にはぜひ、360°カメラを持っていってみてくださいね。

参考リンク:
360度カメラでの撮影についての記事一覧
360度カメラでの写真・動画撮影について興味がある方はこちら

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