VRと空間データ活用のヒントが見つかる

【不動産テックをシェアし学び合う場】スペースリーコネクト2019を開催!

おかげさまでスペースリーは、サービス開始してから11月で3周年を迎えることができました。

「日頃の感謝の気持ちを利用者様と共有したい」そんな想いから、11月11日に渋谷ストリームにて、
変化の速い不動産テックをシェアしながら学び合うイベント「スペースリーコネクト2019」を開催しました。今回120名以上の方にご来場頂き、大盛況のうちに終えることができました。

失敗事例から学ぶ!オンライン内見導入ガイド2022
これから新たにオンライン内見導入を考えている不動産事業者様に向けて、無料のオンライン内見導入ガイドを作成しました。
「業務効率が悪くなる」「直前でのキャンセルが多い」などつまずく箇所が多いオンライン内見の導入・改善の参考にして頂けると幸いです。
無料の資料ダウンロードは「失敗事例から学ぶ!オンライン内見導入ガイド2022」よりお願い致します。

 

1.オープニング

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まず始めに、弊社CEO 森田からご挨拶とイベントの趣旨についてお話させて頂きました。

森田:このイベントを、日頃の感謝の気持ちを利用者さまと共有する場にできたらと思います。不動産テック分野は速度が速い中で、それぞれが何をやっているのかを隠すのではなく、みんながシェアしお互いに学び合うことが、利用者さまの為にもなり、ひいては業界の為にもなると私自身信じています。一つでも、今後の業務に活かせるようなヒントを持ち帰って頂けたらと思っております。

 

2.基調講演 – 人口減時代の働き方改革の中で推進するAIやRPA投資からの学び

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基調講演では、求人情報サイトを運営するディップ株式会社 進藤氏よりAIやRPAについてご紹介して頂きました。

進藤氏は、「労働人口減少により、今までの人口×労働集約成長モデルの次を考える必要がある」との認識を示され、事業価値・事業運営に自動化(AI、RPA)を導入することで労働力不足を補完できるとお話されました。実際、ディップ株式会社においても90体のRPAロボットが5万時間以上の仕事を行っているとのことです。

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今後、AI、RPAを導入する場合、「まず完璧を目指さず、3〜5分程の小さい作業から導入することがポイント」とアドバイスされていました。発表の最後に、「自動化は未来の成長戦略」と語られました。

 

3.利用事業者10社によるVR最新活用事例の紹介

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つづいて、弊社COO 中嶋から、スペースリーを導入頂いている利用者さま10社の活用事例をご紹介させて頂きました。

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各社のご担当者からスペースリー導入のきっかけ及び、得られた効果について説明を行っていただきました。
「顧客の興味を的確に把握し、効率的に営業アプローチができている」や「物件説明や内見にVRを使用することで新しい取り組みをしていると評価を頂いている」などのお声を頂きました。

 

4.カスタマーサクセス施策最新状況

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次に、弊社カスタマーサクセスマネージャー 岩下からは、カスタマーサクセスについてご紹介させて頂きました。

カスタマーサクセスとは、カスタマーサポートと相反する言葉で、先手対応を行い、利用者さまを成功に導く職種です。現在、スペースリーはレクチャー・説明会を月平均183回、サポート満足度90%、継続利用率98.9%の実績を誇ります(2019年現在)。

これらの数字を維持し、より利用者さまを成功体験に導く為に、ヘルプの拡充、撮影代行の全国展開、スペースリーを導入頂いている利用者さまのコミュニティ開催に力を入れていると説明させて頂きました。

 

5.不動産賃貸管理業のデジタルシフト

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株式会社明和不動産 川井田氏からは不動産賃貸管理業のデジタルシフトについてお話して頂きました。

不動産業の課題として、不動産業の低生産性の大きな要因の一つが、極めて低水準のIT投資とテクノロジーの活用の未成熟を挙げられていました。ミリーブグループでは、業務効率化=生産性向上=自動化を価値観として掲げ、日本初の契約更新時のペーパーレスを実現されました。これにより、契約更新時の全体15%の業務ロスが図られました。

また、紙を用いた契約と電子契約を経費の面で比較すると44.3%、業務量の面では45%の削減を可能にしたという実例を提示されていました。

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最後にはご自身の経験から、これからの不動産管理会社、ひいては不動産経営において必要な力はデジタルに対応する「チカラ」「ノウハウ」ですと述べれていました。

 

6.3つの重要方針に基づくAI活用を始めとしたプロダクト開発の最新状況

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最後の講演は、弊社CEO 森田からプロダクト開発の最新状況をご報告させて頂きました。

3つの重要方針の1つ目は、自動化&高品質化についてです。3D空間におけるサイズ推定、人物の顔及び車のナンバーの自動モザイク処理、特に撮影位置と方向推定については世界初とのことでした。目標は高品質VRコンテンツAI自動作成です。

2つ目は、データ活用の効果増についてです。これには、アクセス・興味分析及び視線分析ヒートマップがあり、視線データ分析による営業マーケティング支援が今後の目標です。

3つ目は、価値ある連携促進についてでした。API等のシステム連携、事業者間のコンテンツ流通促進、遠隔同期の拡張を目指していくとのことでした。スペースリーにとって利用者さまの声が非常に重要であり、一人一人に寄り添い耳を傾けて、本当に役に立つ良いプロダクトを提供していきたい所存であると述べていました。

 

7.スペースリーアワード2019 発表

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イベントでは、スペースリーアワード2019の受賞式が行われました。

今回は、スペースリーを利用するにあたって「業務フローの改善」に注目し、選定基準としました。
スペースリーの導入や継続利用を決定する際に、ハードルとなっているオペレーションコスト。それを少しでも抑えるきっかけを与えて頂いた2社を選定しました。

受賞企業

ミサワホーム不動産株式会社さま
株式会社タカラレンタックスグループHDさま

 

8.エバンジェリストのご紹介

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今回のイベントから、エバンジェリストを選出させて頂きました。

エバンジェリストとは、「新しいITツール等を導入する際に協力して下さるスペシャリスト」のことを指し、利用者さまにとっても、弊社にとっても、とても心強いサポーターになります。

今回は「社内でVR活用に詳しい利用者さま」をポイントとして、選出させて頂きました。
開催を予定している地方の説明会をより盛り上げ、スペースリーの良さをより利用者さまに理解して頂く為に、今後エバンジェリストのお力をお借りしながら活動を行っていきます。

エバンジェリストの皆様

越智 洋瑛 氏(大学生協中国・四国事業連合)
小澤 悠 氏(株式会社宅都ホールディングス)
葛和 俊介 氏(株式会社ワンダーライフ)
若松 洋 氏(株式会社山仁コーポレーション)
三上 絢子 氏(株式会社日本財託管理サービス)

 

失敗事例から学ぶ!オンライン内見導入ガイド2022
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9.懇親会

l講演終了後は懇親会が行われました。

講演中とは、また違った雰囲気で、皆さんお食事やお酒とともに和気藹々とコミュニケーションを楽しまれているご様子でした。

 

以上が、スペースリーコネクト2019のレポートでした。ちなみに、今回のイベントの様子は、「住宅新聞」の一面にも取り上げられました。

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今後も定期的にイベント開催いたします。
同じ悩みや課題を持った方とカジュアルに情報をシェアできる場、役に立つ情報を吸収できる場にしていきたいと考えています。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

不動産業界のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
VR不動産7選!不動産分野におけるVR活用法を事例とともにご紹介!

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