VRと空間データ活用のヒントが見つかる

【VR研修】eLC×スペースリー「VR研修研究会」第2回開催レポート!

2020年11月19日(木)、渋谷の某所でスペースリー×日本イーラーニングコンソシアム(eLC)共催の「VR研修研究会」第2回が開催されました。

第1回はオンラインで行われたこちらのイベント、今回はリアルセミナーにチャレンジ。新型コロナウィルス流行の中、感染対策をしながらの開催となりました。

「VR研修に興味があるが、会場まで行けなかった」といった声も多数いただいたため、イベント当日の様子をこちらでレポートいたします!

2021年11月リリース「2021年度 社員教育におけるVR活用の意識・実態調査

世間一般におけるVR研修に関するイメージ(意識調査)と、実際にVRを導入している事業者の体感 (実態調査)の両面でアンケート調査を実施しました。

☑ 意識調査ではVRゴーグル購入や制作費用が高いイメージだが、実態としてはPCやスマートフォンにおけるVR活用がメインであり、年間コストも50万円以下とVRに対するイメージと実態にギャップがある。
☑ 意識調査では約6割の事業者が今後のVR活用について懐疑的。実際にVRを導入した事業者の6割以上が効果を実感。今後も利用を継続していくため、一度VRを試せば継続的に活用していく傾向。

ダウンロードはこちらから。ぜひ、今後の新人研修・社員研修にお役立てください。

 

イベントスタート!

イベント当日、晴天に恵まれ、たくさんのゲストに来場いただくことができました。

ただし、感染防止のため密にならない人数で開催。入り口に消毒液とマスクを常備し、席も離して設置して感染対策いたしました。

余裕を持った座席配置に

eLC会長の秋山様と、当日の講演者・スペースリーの吉田による挨拶から、セミナーがスタートしました。

会場には発売間もないOculus Quest2がズラリ。

たくさんのヘッドセットが並ぶと壮観です!

それもそのはず、今回のイベントの目玉でもある「Oculus Quest2での研修コンテンツ体験」に使用したのです。

 

イベントは3部構成

当日のイベント内容は以下のような形でした。

  • 第1部:スペースリーのサービス内容説明、VR研修のトレンドなど
  • 第2部:VRコンテンツの作成を実演形式で講演、撮影体験
  • 第3部:VRコンテンツをヘッドセットで実体験、撮影したコンテンツを閲覧

 

第1部のサービス説明では、スペースリーでどんなことができるのか、そもそもVRコンテンツとはどうやって作られているのか?などを簡単に説明しました。

また、研修VRにおける「KFC型」「ウォルマート型」の簡単な説明も。この辺りについて知りたい方は、是非下記の記事も参照してみてくださいね。

参考:【VR研修9選】4つの最新研修事例と5つの研修提供会社をご紹介!

弊社キャラクター・ノラちゃんもソーシャルディスタンスに協力

第2部の実演、撮影体験では、講演者である吉田がプロジェクターに写した画面で、実際にスペースリーのVRコンテンツを編集する様子を説明しました。

スペースリー吉田(左)、eLCの秋山さん(右)が登壇。スペースリーのコンテンツ画面を実際に見せてご説明

画像をアップロードするところから、どういうコンテンツを作れるのか、スペースリーのユーザー登録をしていないと見られない画面をお見せして説明したため、ここで初めて実感の湧いた方も多かったのではないでしょうか?

「VRとはこうやって作っているのか」「VRではこんなことができるのか」というのが、わかっていただけたかと思います。

撮影体験では、実際に360度カメラ(RICOH THETA V)を使って、スマホと連動させてシャッターを切るまでの一連を実演しました。

「一脚」と呼ばれる細い三脚のような機材に固定して撮影します

みなさま360度カメラを使ったのもほとんど初めての方が多く「どんな照明の場所で撮ればいいんですか?」「動画撮影の場合は?」など、たくさんの質問をいただきました。

また、少し場が温まってくると「360度画像の拡張子は?」などの専門的な質問も。

研修VRの場合はデータの取り扱いについて、セキュリティ上の心配をされる方も多いと思いますので、そういった質問も多数いただきました。

スペースリーのサービスでは機密保持に最大限配慮させていただいておりますが、例えばIPアドレス制限をつけたい!などのご要望も、個別相談していただければ社内で対応検討しております! 

静止画、動画の各種撮影を体験したら、休憩を挟んでコンテンツ体験に移ります。

 

2021年11月リリース「2021年度 社員教育におけるVR活用の意識・実態調査

世間一般におけるVR研修に関するイメージ(意識調査)と、実際にVRを導入している事業者の体感 (実態調査)の両面でアンケート調査を実施しました。

☑ 意識調査ではVRゴーグル購入や制作費用が高いイメージだが、実態としてはPCやスマートフォンにおけるVR活用がメインであり、年間コストも50万円以下とVRに対するイメージと実態にギャップがある。
☑ 意識調査では約6割の事業者が今後のVR活用について懐疑的。実際にVRを導入した事業者の6割以上が効果を実感。今後も利用を継続していくため、一度VRを試せば継続的に活用していく傾向。

ダウンロードはこちらから。ぜひ、今後の新人研修・社員研修にお役立てください。

 

いよいよコンテンツをヘッドセットで実体験!

撮影体験も楽しんでいただきましたが、この日一番盛り上がったのが第3部のコンテンツ体験だったかと思います!

現時点で発売されているVRヘッドセットの中でも最も低価格、最新の「Oculus Quest2」でVRコンテンツの体験ができるとあって、参加者みなさまが積極的にヘッドセットをかぶっていました。

参照:【VRデバイス】Oculusの新しいVRゴーグル・Oculus Quest2発売

会場の一部を体験ゾーンとして使用しました

Oculus Quest2はスタンドアロン型というスタイルのヘッドセットで、PCとの接続が必要ない機材です。ケーブルレスのその姿を見て「どうやってVRコンテンツをヘッドセットにダウンロードしているんですか?」といった質問も飛び出しました。

ヘッドセットにWiFi環境があれば、スペースリーの開発したアプリを通して、VRコンテンツは簡単にダウンロードできます。

ダウンロードした複数のコンテンツをヘッドセットで楽しむ中「高いところにいるようで怖い!」「ゲームみたい」などの感想が聞かれましたが、総じてみなさまコンテンツ体験を楽しんでいただいていたようで、しばらくヘッドセットをかぶってぐるぐるされる姿が見られました(笑)。

コントローラーの操作に戸惑う方も最初は多いです

研修VRの特徴は「紙の資料や動画研修とも違うリアルな体験をもって、受講者に自分ごととしての意識を持ってもらう」ということです。また、ゲーム性も高いコンテンツを作るなどの工夫で、研修を「楽しんで学んでもらう」ことができます。

様々な業種の方にご参加いただきましたが、今回実体験をしていただくことで、研修コンテンツとはどんなものか?というイメージを持って帰っていただけたのではないでしょうか。

ちなみにこの日体験いただいたコンテンツは「高所作業車で高所に行った時の研修コンテンツ」「炭場でのチェック事項を探していく研修コンテンツ」など、バラエティに富んでいました!

 

最後に最新の「視線分析機能」のチラ見せも!?

最後に、先ほど360度カメラで撮影した画像と動画をその場でヘッドセットにダウンロードして、テスト視聴。

「さっき撮ったものがこんな形で体験できるのか!」といった驚きの声も聞かれました。

動画のアップロードには少し時間がかかりますが、それでも「イベントの間中30分以内などでコンテンツを手早く作れる」というスピード感が、おわかりいただけたかと思います。

もう少しでリリースされる予定のスペースリーの新機能「視線分析」についても少しだけお見せし、大盛況の中イベントは終了いたしました。

視線の向いた方向を自動で分析して、ヒートマップにして提供します。近日リリース予定!

 

今回ご参加いただけなかったみなさまにも、次回の「VR研修研究会」第3回には是非ご参加いただきたいと思います。

今後もスペースリーはVR研修の普及に尽力していきたいと思います!

資料の請求などをご希望の方は、是非下記よりお問い合わせください。

研修分野のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
【VR研修9選】4つの最新研修事例と5つの研修提供会社をご紹介!

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