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そろそろVRはじめませんか – 第14回 360度VRコンテンツのウェブ活用

goodroomアイフレーム埋め込み

この記事は全国賃貸住宅新聞「そろそろVRはじめませんか」第14回(2018年6月25日掲載)の内容をベースにしています。

スペースリーなどのVRコンテンツ制作ソフトで制作したVRコンテンツは、URLでアクセスし、クラウド上で利用できるようになっているため、自社ホームページなどのウェブサイトに掲載するなどの活用ができます。

ウェブサイトに360度VRコンテンツを掲載する方法としては、アイフレーム埋込みと外部リンクの2つがあります。今回はこれら2つのウェブでの活用方法についてご紹介いたします。

1.アイフレーム埋め込みとは



アイフレーム埋め込みとは、ウェブページ上に枠を作って別のWebページを表示させることを指します。上の例のように、ページを移動させずに、直接コンテンツを見せることができるようになります。

レストランのアクセス案内ページなどで、Googleマップが埋め込まれているのは典型的なアイフレーム埋め込みの例です。

メリット:ウェブサイトに訪れる人にとっては、別のページに行くことなく、コンテンツを見ることができるのは便利です。
また、ウェブサイト運営者側としても、自社サイトを訪れたユーザーが360度VRコンテンツを見る時に、別ドメインに飛ばないため、滞在時間が長くなるというメリットもあります。

デメリット:ページの読み込みに加えてアイフレームの部分の読み込みが行われるため、ページ全体が表示されるのに時間がかかります。特に、1つのページに複数のアイフレームを多用することはお勧めしません。

2.外部リンクとは

外部リンクは、テキストや画像をクリックすると、リンクしているウェブページに飛ぶというものです。物件詳細ページの中に「VR内覧はこちら」というようなバナーを用意し、そのボタンをクリックすると360度VRコンテンツのページに飛ぶという使い方です。

メリット:リンクを張り付けたのみなので、ページの読み込み速度に影響しません。また、アイフレーム埋め込みのように表示される枠を用意する必要がないため、既存のウェブサイトのデザイン変更も最小限ですませることができます。

デメリット:外部リンクのバナーやテキストに気づいてクリックしてもらえないと、コンテンツが閲覧されません。

3.360度VRコンテンツのウェブ活用の効果

全国賃貸住宅新聞2018年4月18日号で紹介された、グッドルーム様、遠州鉄道様の360度VR活用事例によると、グッドルーム様の場合では360度VRコンテンツ掲載物件と非掲載物件の比較で反響率が1.5倍の違いがあったとのことです。

また、遠州鉄道様の事例だと、360度VRコンテンツ掲載物件にウェブサイトの滞在時間が非掲載物件の3−4倍になったという効果が聞かれています。

両社のウェブサイトを閲覧すると、グッドルーム様はアイフレーム埋め込み、遠州鉄道様は外部リンクの方法を採用しています。

アイフレーム埋め込み、外部リンク、どちらの方法をとるにしても、自社ウェブサイトの制約条件や既存のコンテンツとのバランスや動線を考え、360度VRコンテンツをうまく取り入れることで、プラスの効果を出せるといえます。

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