VRと空間データ活用のヒントが見つかる

異世界に入り込む! VRアトラクションが楽しめる施設3選

近年多様な業界の幅広い領域で活用が広がっているVRですが、最先端の技術ということもありその話題性・新鮮さにスポットを当てた活用事例も見られます。

テーマパークや美術展など、多くの施設でそのエンターテインメント性を発揮するVR。ハウステンボスのVR施設「VRの館」や静岡県にあるVRの施設などをご紹介。

今回の記事ではそんな事例の中から3つの施設におけるVRアトラクションをご紹介します。

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1. 東京ジョイポリス 「Zombie Survival」

お台場にある東京ジョイポリスは、他ではなかなか見られない屋内ジェットコースターなどのアトラクションで人気の屋内アミューズメントパークです。その中で今回ご紹介するのは、Zombie Survivalというゲームアトラクション。まずはこちらの紹介映像をご覧ください。

 

 

迫力と共に襲い掛かってくるゾンビの大群を相手に、銃一つで立ち向かうというスリリングなゲーム。テレビの画面ではプレイしたことのある方もいるかもしれませんが、実際にその世界の中に入り込み、自分自身がゾンビに囲まれるような体験はなかなかできませんよね。このゲームはオーストラリアのZERO LATENCY社によって開発され、現地で提供されたβ版は予約困難になるほどの大好評だったそうです。今回東京ジョイポリスに世界初の正式サービス版として導入されました。参加者はVRヘッドセットバックパック、そして武器となるを身に着け、ゾンビだらけの世界に飛び込みます。広い空間の中で実際に動き回りながらプレイするフリーローミングと呼ばれるシステムを採用しており、仮想空間の中で敵から逃げ回りながら戦うスリルを味わえます。複数人でプレイすることも可能なので、ご友人とお台場を訪れる際には是非体験してみてください。詳しい情報は東京ジョイポリスの公式サイトから。
※ 年齢、体質等によりアトラクションに参加できない場合もあります。詳しくは上記リンクから公式サイトをご覧ください。

 

2. ハウステンボス「VRの館」

VRアトラクションの導入は地方のアミューズメント施設でも進んでいます。長崎県佐世保市にあるハウステンボスの園内はヨーロッパの町並みを再現したもので、四季折々の花に囲まれながらオペラやワルツなど現地の風情あふれるショーを楽しめるテーマパークです。最近ではVRやAR、ロボットなどの最新技術を導入したエリアもオープンし話題となっています。今回ご紹介するVRの館は多くのVRアトラクションが楽しめるエリアとなっており、女性向け・ファミリー向けなど様々な客層を対象としたコンテンツが提供されています。

地上から猛スピードで飛び立つ逆バンジージェットコースター実写ドリフト走行などのスリリングな体験ができるシミュレーション映像など、充実した内容となっています。詳しいラインナップやアトラクション内容は公式サイトをご覧ください。無料で体験できるアトラクションもありますので、ハウステンボスを訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

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3. 静岡県浜松市「大河ドラマ館」

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画像: 公式サイトより

企業や施設だけでなく、地方自治体主導のイベントでもVRを活用したエンターテインメント提供の事例が見られます。静岡県浜松市では、今年から放送が開始されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を題材としたイベント展示が開催されています。浜松市はドラマの主人公である井伊直虎のゆかりの地として有名で、ドラマの放送開始を機に観光誘客に向けた多くのイベントが市内各所で開催されています。今回ご紹介する大河ドラマ館では、ドラマの衣装の展示やストーリーの鍵となるシーンなどドラマの世界観を体験できます。その展示の中のひとつにスタジオセットの体験コーナーがあり、VRヘッドセットを通してドラマのセットに入り込んだような体験ができるという内容になっています。

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画像: 公式サイトより

VR特有の没入感を活かし、普段見ることさえ難しいセットの中の世界をリアルに味わうことができるという、ドラマファンには嬉しい展示です。大河ドラマ館は現在開催中で、2018年1月14日(日)までの期間限定となっていますので、近くを訪れる機会があれば是非足を運んでみてください。アクセスや詳しい展示内容などの情報は公式サイトからご覧ください。

 

4. まとめ

最先端の技術ということもあり、体験することは難しいと思われがちなVRですが、実は体験施設やイベントも全国各地で増えつつあります。非現実的な世界観を味わうという目的においては他の媒体よりも遥かに優れたVR。普及の進んできた最近ではゲームやカメラなどに360度映像コンテンツが導入されたものの販売も増え、一般家庭向けのデバイスも人気が出てきました。しかし、今回ご紹介したような施設では専用機材広いスペースなど家庭では整えることの難しい環境が準備されていますから、家庭用機材とは一線を画した高い没入感で迫力満点かつよりリアルな体験ができること間違いなしです。ネット上でも多くの情報が提供されていますので、お住いの地域付近でVRコンテンツが体験できる施設を探してみてはいかがでしょうか。

参考リンク:
VR分野のゲームとエンタメについての記事一覧
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最後までお読みいただきありがとうございます。

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