VRと空間データ活用のヒントが見つかる

【営業力UP!】VRコンテンツをリフォーム業界で生かす方法、教えます!

(この記事はリフォーム産業新聞コラム「営業力高めるVR活用」第3回(2018年7月16日掲載)の内容をベースにしています。)

今回は、VRコンテンツの種類についてご説明します。大きく分けて、静止画、3Dモデル、動画の3種類があります。

住宅メーカーや工務店が反響率・成約率アップしたVR活用事例を1つの冊子にまとめました。ダウンロードは「住宅メーカーと工務店のVR活用事例6選」よりお願いします。

 

1. VR静止画コンテンツ

360度静止画コンテンツは、360度写真などの静止画をベースに制作されたコンテンツです。

自動回転していたり、ぐるぐる動かせるため、動画と考えてしまう方もいますが、あくまでも静止画コンテンツを動かしているだけです。物件内の他の部屋への移動も、静止画の切り替えという形で行います。

制作方法としては、360度画像をスペースリーなどのVRコンテンツ制作ソフトにアップロードし、編集を行います。

施工事例の紹介などであれば、リコーシータやサムスンGear360のような市販の360度カメラでもそれなりの画質の写真が撮れるので、素材を低コストで取得することが可能です。

完成予想イメージなどの場合であれば、3Dキャドソフトで作ったモデルから、360度写真と同じフォーマットでの書き出しを行うことで、360度写真と同じように使うことができ、現状と完成予想イメージを比較しながらのプレゼンも可能になります。

比較的軽めのコンテンツとなるので、Webブラウザで閲覧することにも適しており、自社ウェブサイトを充実させるためのコンテンツとしても活用することができるほか、URLやQRコードによって、お客様や取引先と簡単に共有することも可能です。

2. 3Dモデル

VR静止画コンテンツのように、視点間をワープして移動するのではなく、空間がモデル化されているために、本当にその空間の中を歩いているように感じることができます。

ただし、制作に手間がかかるとともに、Webブラウザで閲覧するのは難しく、VR体験するためにはスマホではなく、オキュラスなどのよりハイエンドな機器が必要になりますので、運用面でのコストも高くなってしまいます。

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3. VR動画コンテンツ

360度カメラの動画撮影機能で撮影した動画をベースにしたコンテンツです。動画なので臨場感は高くなり、作り手のシナリオに沿った形でのプレゼンが可能になります。

一方で、閲覧する人が自分のペースで見て回るというものでは無くなります。また、通常の動画と同様に制作編集には手間がかかりますし、ノウハウが蓄積されていない分、通常の動画以上に編集の難易度は上がります。

VRコンテンツと一言で言っても、コンテンツの種類によって特徴は大きく異なります。

オンライン発信での活用、接客営業での活用など、その目的や、運用方法の状況、予算によって、適したコンテンツを使い分けることで効果を上げることができるでしょう。

最後までお読みいただいてありがとうございます。
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