VRと空間データ活用のヒントが見つかる

VR住宅展示場・バーチャル住宅展示場7選!積水ハウスなど住宅業界・メーカーのVR活用事例

アフターコロナの社会において仮想空間をまるで現実のように体験できるVR技術は、新しいビジネスモデルの構築に欠かせないものとなっています。

そのなかでも特に、不動産分野や住宅分野においてのVR導入は、顧客体験を大きく向上させるものとして注目を集めています。

積水ハウスのように住宅メーカーのモデルハウスとしてVRが活用されるケースや、HOUPARKのVR住宅展示場、完成前の家の間取りを体験できるVR住宅プレゼンシステムなど、様々な事例が登場。

ハウスメーカーがVRを活用してバーチャル住宅展示場を作ることで、オンラインでより魅力的な情報発信が可能となり、現地での案内にかかる時間や人件費の削減にもつながっています。また、顧客にとっても自宅にいながら住宅を見学できるため、移動や日程調整の手間を省けるという大きなメリットがあります。

今回は、住宅業界におけるVRの活用について、具体的な事例やソフトを挙げながら紹介していきます

そもそもVRがよくわからない、詳しく知りたい!という方はこの記事も参照してみてください。
VR・AR・MRの違い!専門家であるスタートアップ企業がくわしく解説
展示場だけではなく、上手にVRを活用している住宅分野の具体的な事例が気になる!
という方はコチラの記事を参照してみてください。
【住宅VR事例】MAツールとVRを組み合わせた“最強”の営業法!|山根木材ホーム
住宅メーカーや工務店が反響率・成約率アップしたVR活用事例を1つの冊子にまとめました。ダウンロードは「住宅メーカーと工務店のVR活用事例6選」よりお願いします。

 

VR技術の活用で住宅見学や間取り設計がもっと便利に

VRを活用することでどんな変化がある?

ここでは、住宅分野におけるVR活用の可能性について解説します。

住宅分野でVRを活用すると、これまで改善が難しかった3つの制約を解消することができます。

一つは時間的な制約

従来では顧客が理想の家探しのために、モデルハウスやモデルルームに足を運ぶのが一般的でした。そのため、場合によっては休みをとらなければならず、大きな負担や障害になります。そこでVRを活用すると、いつでも、どこでも住宅見学をすることが可能になります。遠方の顧客にとっては足を運ぶ回数を最小限に抑えることができ、さらにはそのまま契約まで進むリモート契約も増えつつあります。

もう一つは空間的な制約

モデルハウスやモデルルームを実物で作るには大きなコストがかかるうえ、使用できる期間は一時的。事業者にも大きな負担となります。VRでバーチャル空間にモデルハウスやモデルルームを作れば、空間的な制約を取り払うことができます。

最後に、魅力を伝える難しさです。

家の魅力を伝える方法としては写真や動画が一般的でしたが、それだけで空間としての魅力を伝えたり、顧客に実感を持ってもらうのは難しいこと。そこで顧客に空間そのものをVRで体験してもらえれば、家の魅力を臨場感やリアリティたっぷりに伝えることができます。


※スペースリーの不動産物件のVRサンプル。具体的な不動産のVR活用事例はこちらの資料をご参照ください。

 

つまり「住宅」はVRによって、いつでも、どこでも、その魅力を最大限体験できる商品へと変化しました。スマホでなんでも体験することができる今の時代、ハウスメーカーや工務店にとって、VRはなくてはならないものになっています。

事例でわかる!住宅分野でのVR活用のメリットは集客力と成約率アップ

ここからは実際にVRを活用することで、事業者が得られるメリットを具体的に解説します。

一つ目のメリットは、集客力アップです。

VRコンテンツをweb上に掲載しておくことで、住宅展示場やモデルルームに足を運んだり、問い合わせをするほど関心が高くない層にもリーチすることができるため、集客の間口が広がります。また、不動産業界で利用されるVRの多くは、ヘッドセットやゴーグルを必要とせず、web上で体験するコンテンツが主流です。そのため、顧客はスマホやパソコンから手軽にVR見学をすることができます。具体的な内容については、後ほど活用事例で紹介します。

二つ目のメリットは、成約率アップです。

2020年初期に流行したコロナをきっかけに世の中は大きく変わりました。スマホひとつでほとんどのことができる今、現地まで足を運ぶ必要のある住宅展示場のハードルは高くなったといえるでしょう。
そこでVRコンテンツがあれば、リモート商談においても実際の内見さながらに説明ができ、顧客の温度感を上げることができます。また、視線分析システム等によって顧客の関心が高いエリアを特定することも可能です。さらに関心の高い顧客にはVRコンテンツをメールで送ると追客機能が使えるため、閲覧のタイミングを把握でき、最適なタイミングでアプローチすることが可能になりました。業務を効率化しつつ、成約率をあげることもできます。

山根木材ホーム

ここでひとつ、集客に成功した具体的な方法について事例を紹介します。

山根木材ホームは資料請求に紙の資料で対応をしているなかで、住宅展示場の来場率に伸び悩んでいました。そこで、VRとMAツールを組み合わせて導入。

建築中と建築前の計画段階のVR、そして完成してからのVRと、進捗を追って配信していくことによって「この前のあの家、もうできてる!」という興味喚起になるうえ、過去に資料請求した人たちからも「できているなら見せてください」といった掘り起こしが可能に。このように追客活動に成功した結果、資料請求からの来場率を2倍にしました

▼詳細はこちらの記事から
【住宅VR事例】MAツールとVRを組み合わせた“最強”の営業法!|山根木材ホーム

住宅展示場のVR活用事例7つ

ここからは実際にVRが住宅展示場においてどのように活用されているのか、特徴や利用されているシステムなど、具体的な事例でご紹介します。(※スペースリー調べ)

 

1)CBCバーチャルハウジング 未来つなぐ展示場

引用:未来つなぐ展示場

CBCハウジングが運営する『未来つなぐ展示場』は、3つの展示場にある住宅会社21社のモデルハウスをVR化し掲載しています。

住宅展示場運営会社が課題としてきた「事業モデルの転換」「出展住宅会社への提供価値の創造」に、Matterportの正規代理店である野原グループがデジタル活用を支援することでVR化されました。高品質なカメラでとても綺麗なVRコンテンツになっており、平面図では分かりづらい全体像も立体で直感的に感じることができる他、気になる箇所はVR内で計測することも可能

メーカー名や工法で横断検索できる機能を最大の特徴としており、シンプルで分かりやすい設計は実写版VR住宅展示場の見本となっていきそうです。

CBCバーチャルハウジング未来つなぐ展示場
<特徴>
・複数社が集まる
・オンライン
・実写
<利用システム提供会社>

Matterport

 

2)工務店のメタバース住宅展示場


引用:工務店のメタバース住宅展示場

建築CADシステムの開発等を手掛けるキャドネットが運営する『工務店のメタバース住宅展示場』です。

住宅会社各社が設計販売している選りすぐりの注文住宅が高いクオリティでリアルに再現されています。バーチャル空間に作られた住宅地の中に各社のモデルハウスが存在し、気になった物件を見て回ることができ、本体価格表示があるなど施工会社の情報収集もできるため、注文住宅建築を考えている方にはとても参考になります。

気になった工務店へのお問い合わせや来店予約もそのまま可能な動線となっており、工務店と顧客をマッチさせる新しい取り組みです。

工務店のメタバース住宅展示場
<特徴>
・複数社が集まる
・オンライン
・3DCG
・街が作られている
<利用システム提供会社>
Walk in home SP

 

3)MVP(三井ホームビジュアルプレゼンテーション)イオンモール草津店


引用:MVPイオンモール草津店

オンライン型ではなく、その場に行く必要がありますが、身近なところに住宅展示場を実現する面白い取り組みです。来場数が伸び悩んでいる住宅展示場に代わる新たな情報発信拠点として住まいのリアル感を体感できる施設となっています。

商業施設内に常設されたスペースで、来店者が気軽に住まいのイメージを体験できるよう工夫されており、従来の展示場とは異なるアプローチで顧客との接点を広げています。また、VRデバイスも用意されているので、スクリーンでぐるぐる見るのでなく、VRデバイスでその家の中にいるような体験ができることも特徴のひとつです。

MVPは大阪にも常設されている他、各地方でイベント店舗として期間限定で展開されています。

 

4)BMCバーチャル展示場


引用:BMCバーチャル展示場

ホンダカーズの店舗建築も担った愛知県にある建設会社BMCがバーチャル展示場をオープン。

新築住宅、別荘建築、トレーラーハウスとBMCの様々な商品を体感することができます。グランピング・サンセット・サンライズと3つのエリアから構成され、サンライズエリアは「時期開発予定」となっており今後の広がりにも期待。

3DCGで作成された空間の中で、建物を外から立って見たり、中に入ってぐるりと見まわしたりと、内部の広さもリアルに感じることができます

BMCバーチャル展示場
<特徴>
・単独
・オンライン型
・3DCG
・街が作られている
<利用システム提供会社>
株式会社スペースリー

 

5)香川県住宅メーカー協議会

引用:香川県近県エリアのモデルハウスをーチャルで見学!

香川県住宅メーカー協議会(住宅メーカー7社で構成)は、県外展示場にある人気モデルハウスをいつでも見学できるようにVRでも公開しています。

気になったモデルハウスはそのまま実物の展示場へ来場予約ができる動線となっており、下見としてじっくり吟味し、最終確認に実際の展示場へ行くなど効率的な見学が可能です。展示されているモデルハウスは、家具や小物まで細部にこだわっており、新生活をイメージするには十分。

リアルとデジタルを融合したハイブリッド型の取り組みといえます。

香川県住宅メーカー協議会
<特徴>

・複数社が集まる
・オンライン
・実写
<利用システム提供会社>
ナーブ株式会社

 

6)住宅情報館VR TOWN

引用:住宅情報館VR TOWN

飯田グループホールディングスが展開する住宅情報館のVRタウンです。名前のとおり一つの街がそのまま展示場となっています。

VRタウンの中にある映画館では、こだわりの家づくりについて上映されていたり、VR内覧中にカメラでスクリーンショットができる仕組み等、他とはまた一味違ったサイトになっています。

住宅情報館VR TOWN
<特徴>

・単独
・オンライン
・3DCG
・街が作られている
<利用システム提供会社>
積木製作所

 

7)HOUPARK

引用:HOUPARK 注文住宅のバーチャル展示場

高品質建築パース・CGパース・VR対応360度CG制作を行うトラスト・エーが設立したHOUPARK(ハウパーク)は、バーチャル空間でモデルハウスを体感できるVR住宅公園。

自宅にいながら様々な工務店・ビルダーを一度に見比べることができ、本物さながらの世界で理想の家探しができます。希望の性能/機能やデザイン/工法で細かい絞り込みをして、モデルハウスを探すことができるのもポイントです。

HOUPARK
<特徴>
・複数社が集まる
・一部オンライン型
・実写
<利用システム提供会社>
自社

 

ハウスメーカー・工務店単独のモデルルーム・ハウスのVR活用事例6つ

続いて、ハウスメーカー・工務店単独のモデルルーム・ハウスのVR活用事例を6つ紹介します。

 

1)ポラスグループのVR展示場

引用:VRモデルハウス展示場

ポラスグループは埼玉・千葉・東京の一部エリアを商圏としており、この3つのエリア全てのモデルハウスを見ることができます。

施工事例の他、建築前の3D制作のもの、また分譲地の街並みもVRで見ることができ、物件によってはフローリングや建具の色を6種類のスタイルから選べるカラーセレクトがVRで見られるものも。浴槽の形を変えたりキャビネットの色を変えたりすることができ、モデルルームとしてだけでなく、パンフレットの役割も果たしている例です。

VRモデルハウス展示場
<特徴>
・単独
・オンライン
・実写、3D
<利用システム提供会社>
株式会社スペースリーRICOH360Tours、他

 

2)ヤマト住建

引用:おうちで見学VRモデルハウス

ヤマト住建の取り組みです。全国各地の展示場で公開中のモデルルームが数多くVR化されています。

デザイン・用途からの絞り込みも可能。米国マターポート社のシステムを全面採用し、高品質なカメラでとても綺麗なVRコンテンツになっています。

おうちで見学VRモデルハウス
<特徴>
・単独
・オンライン
・実写
<利用システム提供会社>
Matterport

 

3)積水ハウス360°VR設計

引用:積水ハウス360°VR設計

3D CADで理想のお家を設計・提案し、それを顧客がVRで体験できるという積水ハウスの取り組みです。

オンラインでの集客という観点ではなく、顧客とのミスコミュニケーションを減らして成約率をあげていく、営業効率を上げる目的での活用方法です。

積水ハウス360°VR設計
<特徴>
・単独
・現地/VRデバイス
・3DCG
<利用システム提供会社>

(自社)

 

4)三心の家「VR ” 360° ” 住宅見学」

引用:三心の家「VR “360°” 住宅見学」

三心が提供するVRを活用した住宅見学サービス。神奈川県内の商業施設で、専用機械を使って体験することができます。

様々な戸建て住宅プランをバーチャル空間で歩き回る疑似体験ができ、各部屋の奥行きや高さの違い、コンセントの位置、キッチンの高さなど、図面だけではイメージしづらい注文住宅の課題を解決し、より具体的なマイホームの検討を実現することができます。

三心の家「VR “360°” 住宅見学」
<特徴>
・単独
・現地/VRデバイス
・実写
<利用システム提供会社>

Nurve

 

5)アイフルホームバーチャルモデルハウス

引用:アイフルホームバーチャルモデルハウス

アイフルホームが提供するバーチャルモデルルーム。

「子育てを楽しむ」「海と共に暮らす」などのテーマに沿ったモデルルームをスマホやPCから360°画像として見ることができます。また、VRモードにしてVRゴーグルを装着すればさらにその場にいるような感覚で見学することが可能

全体やフロアごとの間取りをあらゆる角度から見ることができたり、測量モードにして実際の寸法を図ることができるなど、実際の空間をイメージできる工夫が多くされています。

アイフルホームバーチャルモデルハウス
<特徴>
・単独
・オンライン
・実写
<利用システム提供会社>

Matterport

 

6)一条工務店「JOE’s TOWN」

引用:JOE’s TOWN

一条工務店が提供するバーチャル空間『JOE’s TOWN』では、住まいの魅力を楽しく体験できます。

無料の会員登録が必要ですが、ゲームのように作られた街をアバターで自由に歩き回り、6つのパビリオンを巡ることができます。街の中にはトロフィー集め、クイズ、かくれんぼなどの仕掛けもあり、遊び感覚で楽しめます。各パビリオンでは、実際のモデルハウスをVRで見学できたり、一条工務店の家づくりの技術や性能を紹介するコンテンツ、さらには気になる家をドローン視点で見られる体験など、一条工務店の魅力が詰まった内容となっています。

細部まで作り込まれており、他にはない体験です。

JOE’s TOWN
<特徴>
・単独
・オンライン
・実写
<利用システム提供会社>

Matterport

 

住宅展示場・モデルルームのVRを作るなら!住宅分野のVR制作ソフト5つ

ここからは、住宅展示場・モデルルームのVR制作におすすめのVRソフトを5つ紹介します。

 

1)Spacely


※スペースリーの不動産物件のVRサンプル。具体的な不動産のVR活用事例はこちらの資料をご参照ください。

引用:https://spacely.co.jp/

スペースリーは、誰でも手軽に高品質な360度VRコンテンツを制作・編集できるクラウドソフトです。パノラマ写真を撮影しクラウドにアップロードするだけで、滑らかに動くVRコンテンツが自動生成されます。

住宅業界での活用はもちろん、研修機能も搭載されており、幅広い分野で活用可能です。
特に注目すべきは、CADソフトから書き出したファイルをドラッグ&ドロップだけで自動処理~内見用3Dウォークスルーが完成し、URLで簡単に共有できる機能AIによる画像自動補正はもちろん、VRコンテンツ上で家具のシミュレーションやサイズ推定ができる「AI空間設計」機能などの技術力を特徴としています。

また、利用者数10,000アカウント超の導入実績から得たノウハウを活かしたサポート体制も強みです。
7日間の無料体験も可能で、スマートフォンと360°カメラさえあればすぐに始められる手軽さも魅力です。

2)Nurve

引用:https://www.nurve.jp/

Nurveはリアルとバーチャルを繋ぐプラットフォーム「ナーブクラウド」を提供しています。

「ナーブクラウド」は、VRコンテンツの収集・管理・配信のための共通的な機能群を備えておりSDK(開発キット)を用いて様々なアプリケーションと統合可能なサービス。

専用アプリのダウンロードや会員登録は不要で導入しやすく、顧客と1クリックで通話開始できたり、画面を同時に共有したりと、スムーズで強いつながりを築ける接客機能も充実しています。また、それぞれの業界や業態に合わせた種類豊富なサービス・プランがあるのも大きな特徴です。

3)Matterport

引用:https://matterport.com/ja

Matterportは、誰でも手軽に高品質なVRコンテンツを作れる点が大きな魅力です。

撮影は、自分で行う方法と「Capture Services」と呼ばれる代行を利用する方法の2種類があり、どちらも導入が非常に簡単で手軽なのが特長です。

撮影するカメラは、高品質な独自のMatterport Pro2/Pro3からiPhoneまで幅広い種類に対応。無料プランからすぐに始められ、最上位のビジネスプランでも月額309ドル~と、コスト面でも導入しやすい点が魅力です。

4)THETA 360.biz

引用:https://www.theta360.biz/

THETA 360.bizは、RICOH THETAで撮影した360度画像を使って、誰でも簡単に360度コンテンツを制作・公開することができるクラウドサービスです。

RICOH THETAさえあれば特別な機材は必要なく、ご自身のスマートフォンやPCで簡単に始められます。リコーならではの画像処理技術とAI技術を組み合わせた機能が魅力で、高品質なコンテンツを特別なスキルや手間なく制作することができます。30日間の無料プランから始めることが可能です。

5)Zenkei

引用:https://www.zenkei.com/from360

ZENKEIのデジタルツインは、AIを組み込んだ新時代のVRサービスを提供しています。

VRの制作を撮影計画からウェブ公開まで、AIの支援により驚くほど簡単に実現します。また、デジタル化された”物件の質感”を「デジタル クオリア」として抽出し、DBにある既存の定量的データと併せて、「定量+定性」による、今までは不可能だった分析処理が可能に。

また、ZENKEIで導入したVRの数が増えるほど、利用されればされるほど、AIが活用できるデータが貯まる仕組み。さらにAIが外界からくる情報を基に、初歩的な人の判断を体験学習し習得していくので、将来的にはAIによるフロント業務を実現することも可能とのこと。

料金については、提供タイプによって異なるためお問い合わせが必要です。

VRと住宅まとめ

いかがでしたでしょうか?

住宅分野でのVRの活用方法は様々で、従来の展示会をそのまま仮想空間に制作しオンライン化したもの、ハウスメーカーや工務店が自社のラインナップをVR化してオンラインで紹介するものなど、たくさんの可能性やメリットがあります。

最近ではモデルハウスをもたない工務店がVRモデルハウスとして利用したり、3Dパースをクラウドに書き出すことで注文住宅建築の打合せ効率化につなげる等、更に幅広い使い方がなされるようになってきました。(参考事例:スペースリー利用で打ち合わせ期間を約1ヶ月短縮

住宅分野におけるVRの活用方法は様々で、複数企業が連携して取り組んでいるものや、オンライン型のサービス、実写によるコンテンツ、街並みを再現したような見せ方など、それぞれに特徴があります

貴社がどのような事業を展開しているか、規模や目的に応じてどのようなサービスを活用すべきかを考えるうえで、これらの事例をぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただいてありがとうございます。
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