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VR活用で緊急事態宣言対応の最新成功事例4選(不動産、住宅、研修、小売分野)

2021年1月、新型コロナウィルス問題への対応で2回目の緊急事態宣言となります。事業者の方々も本当に大変な思いで対応する中、1回目の緊急事態宣言やその後の対応の成功例をまとめたいと思います。

リモートでの営業、新しい研修方法、またコミュニケーションをはじめとした業務のオンライン化をはじめとしたDX推進で、このようなピンチをチャンス変えるという気持ちで対応する事業者の事例が少しでも参考になれば幸いです。

不動産、住宅、小売(コマース)分野、さらに様々な業界の研修分野での対応の4選をお伝えします。

不動産、小売店、展示会、研修など、様々な分野のVR活用事例を1つの冊子にまとめました。資料ダウンロードは「ビジネスのVR活用!ニューノーマル時代への対応事例」よりお願いします。

 

 

1. アンケート結果から見る緊急事態宣言下での状況

アンケート

2020年6月の緊急事態宣言時の事業への提供について、不動産住宅分野では、実に86%の事業者が事業に影響ありと回答しました。

また、2020年6月の「Afterコロナに向けた不動産業界の「DX意識調査」」で、具体的な影響として約20%の事業者が「来店数の減少」をあげていました。

このような傾向は業界問わず、来店や対面が必要な小売や研修分野でも来店や対面を控える同様の影響があるものと想定されます。

また、2020年6月に当社が行った研修分野を対象にしたアンケートでは、「コロナを機に人材育成や研修について変化はありましたか?」に対して、90.5%の事業者が「変化があった」と回答しております。

その中でも具体的な変化として、「人材育成・研修の内容変更」という回答が40%ともっとも高い結果となりました。また事業者の約半数の46%の事業者が「アフターコロナを見据えた研修を考えている」とその時点で回答をしました。

これらは2020年6月での調査結果ですが、その後の対応において、VR活用での成功事例が実際に出てきました。その一部を今回はご紹介します。

ただ、留意したい点として、当社でも2020年12月に不動産住宅分野でのアンケート結果が示した、事業者と消費者での意識の差です。

「新型コロナウイルス」問題が収束した後、営業活動や顧客の行動は、コロナ問題が発生する以前の状況に戻ると思いますか?」という問に対して、事業者の39%が戻らない、つまり影響があると回答したのに対して、消費者は実に79%、約8割の人が影響があると回答しています。

消費者は変化する、と認識しているのに対し、事業者の認識は全体の割合としては消費者の半分と小さくなっています。この認識の差はどちらが正解かは今は分かりませんが、大きな開きがあることには留意したい点です。

 

2. 不動産分野の成功事例

エヌアセット

神奈川県で管理戸数約3800戸(2019年11月現在)の不動産管理・仲介会社の株式会社エヌアセット様の事例です。
緊急事態宣言の前後の変化がある中で、来店や内見が減ってもしっかり成約につなげています。

以下のインタビュー引用を掲載いたします。

– 緊急事態宣言の前後での内見の変化などはありましたか?

外出自粛要請を受け、店舗での対面接客は自粛しています。

新型コロナウイルスの影響で内見を先送りにするというお客様はいらっしゃいますが、現地内見を希望するお客様の数自体にはあまり変化はありません。内見を希望するお客様とは、物件で直接待ち合わせをさせていただいて、現地集合現地解散の形で内見を実施させていただいています。

お客様からのお問い合わせに対して、VRをメールで配信したところ、お客様が店舗へ直接お越しになることなく現地待ち合わせの内見のみで成約まで繋がった事例もあります。内見の申し込みなどもwebを通じて行っており、営業とは内見の際の鍵の受け渡しでしか対面していません。

VRを利用することによって、極力顔を合わせないような形で、新型コロナウイルスの影響がある中でも成約まで繋げることができるのではないかと感じております。

現地内見は「これだ!」という物件の最終確認の位置づけにし、物件の比較検討時点ではVRを最大限に活用していただくという風に使い分けることで、お客様により便利で快適なお部屋探しをご提供していきたいです。

待ち合わせの形態での内見やweb申込なども増やしていき、店舗にお越しいただくことなく成約に至る事例を増やしていく予定です。

こちらの全インタビューは以下からもご覧になります。ぜひご参考ください。
セールスVRを活用するエヌアセットのインタビュー記事

導入目的 反響後の歩留まり改善、撮影業務効率化
効果 反響来店率向上、オンライン接客実現
導入目的
反響後の歩留まり改善、撮影業務効率化
効果
反響来店率向上、オンライン接客実現
会社名 株式会社エヌアセット
所在地 神奈川県川崎市高津区久本1-1-3
事業内容 アパート、マンションの賃貸仲介、サブリース業務、投資不動産等の売買仲介業務他
URL https://www.n-asset.com/
会社名
株式会社エヌアセット
所在地
神奈川県川崎市高津区久本1-1-3
事業内容
アパート、マンションの賃貸仲介、サブリース業務、投資不動産等の売買仲介業務他
URL
https://www.n-asset.com/

 

3. 住宅分野の成功事例

ホームトレードセンター

住宅分野については、飯田グループホールディングスの住宅販売会社、ホームトレードセンター株式会社(本店:東京都武蔵野市、代表:兼井雅史)様の事例です。
顧客に対してはとにかく会う事が鉄則だと言われている業界の中で、なかなか浸透しづらい土壌の非対面接客を先んじて推進している事業者のインタービュー記事です。

– VRを活用しようと思ったきっかけは何でしょうか?

そもそも前期本決算(3月)が終わり、4月の末に初めてのリモートにて店長会議をやった際に、兼井社長(同社代表及び飯田グループホールディングス株式会社 副社長)がご自身の体験談を話してくださったんです。リーマンショックの際の危機的な状況を経験しての逆転劇として「危機的な状況であってもそこに工夫を施せば、必ずピンチがチャンスとなる」というような意味の強い訓示を出されました。

それを受けて、何か新しい事をやらないといけないと強く思いました。

その後、関西のリクルート営業担当者が【コロナ禍での非対面接客について】という企画書を持ってきてくれて、そこでVRというものがあるんだな、と知りました。

当時すでに、Google Duoによるテレビ電話、LINE電話など非対面接客について何か新しい方策はないか考えていた最中ではあったのですが…その企画書の中にVR内見(スペースリー)というものがあって、それでHPを見つけてスペースリーに連絡をとってみたんです。

ただ、売買仲介業は基本的に「案内なくして契約なし」というのが不文律の世界でして。顧客に対してはとにかく会う事が鉄則だと言われています。非対面接客というのは、なかなか浸透しづらい土壌があると思っていました。

現に、ホームトレードセンター全体としてはまだまだ対面での接客の方が多いと思いますし、VRを導入したのは今のところ当店舗(吹田営業所)だけです。

まだまだ対面での接客が多いこともあり、店内には感染予防対策のアクリルボード設置も

私自身はこれからも積極的に活用していきたいと思っていますよ! これから先のニューノーマル時代に、せっかく企業ブランディングができるチャンスでもあるので、もったいないと思いますからね。

– これまでにVRを使った印象的な売買事例はありましたか?

今年の9月に、兵庫県宝塚市の物件で成約が内見なしで進んだ一件がありましたね。東京の世田谷区に住んでいるお客様だったんですけど、もともとご両親や親戚が宝塚市に住んでいる方だったので、地縁はあったようです。ただ、今まででは考えられないケースだと思いますね。

VRで建物中を見ていただいて、VR内見のみで申し込みまでして、一週間で住宅ローンの審査を超速スピードで出して、契約の時だけ大阪に来ていただきました。

売主さんがさすがに「ノールックで成約では何かあってはまずい!」ってことで、なんとか契約の日に一度建物を見ていただきましたが、その後無事に重要事項説明&契約締結させていただきました。

その時にお客さんに聞いた限りでは「VR内見と実際の内見での違和感は全くなかった」ということでしたね。

こちらの全インタビューは以下からもご覧になります。ぜひご参考ください。
「リモート成約」の立役者、VR内見|ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所

導入目的 客先へ共有
効果 県外からの遠隔契約が成約
導入目的
客先へ共有
効果
県外からの遠隔契約が成約
会社名 ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所
所在地 大阪府吹田市垂水町3丁目19番地25 吉川ビル2階
事業内容 住宅販売
URL https://www.htcc.co.jp/contents/office_info/16
会社名
ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所
所在地
大阪府吹田市垂水町3丁目19番地25 吉川ビル2階
事業内容
住宅販売
URL
https://www.htcc.co.jp/contents/office_info/16

 

4. 小売/コマース分野での成功事例

キャプテンスタッグ
*実際のVRコンテンツもご覧になれます。

小売/コマース分野では、新型コロナ対策として店舗をVRコンテンツ化をすることが多くみられるようになりました。クリスチャン・ディオールのパリの店舗は以下のようなものが公開されています。
Dior
*クリスチャン・ディオールのページから

ブランディングの要素も大きいため、具体的な効果として数字が公表されているものが無いですが、非常に参考にになる事例として、キャンプグッズを販売するキャプテンスタッグの事例を紹介します。こちらは新型コロナ問題以前からの取り組みですが、示唆に富む事例となっています。

ディオールのように店舗をただVR化するのでなく、グッズを利用したシーンのイメージや世界観を伝えるためのVR活用です。
緊急事態宣言も出されるような新型コロナ問題への対策が必要な中、この状況をチャンスに変えるための取り組みとしてとても参考になる成功事例です。

以下実際のVRコンテンツもご覧ください。キャンプにも行きたくなってしまう気分にしてくれますね!


新しいタブで開く>

ECサイトの情報だけでは伝わりにくい部分、実際にキャンプで使われているイメージを伝え、購買率アップや単価アップに効果が見込まれます。また、ブランディングも小売の場合は重要なため、フラッグシップの店舗のようなブランディング効果も見込まれます。

導入目的 ECへの埋め込み、潜在顧客へ共有
効果 ・購買率アップ/単価アップ
・世界観を伝えるブランディング
導入目的
ECへの埋め込み、潜在顧客へ共有
効果
・購買率アップ/単価アップ
・世界観を伝えるブランディング

 

5. 研修分野での成功事例

元乃隅神社

次に研修分野です。ニューノーマルに対応した研修方法を各社が模索する中での成功事例です!

食品の微生物・理化学、腸内細菌、商品等検査から飲食店の厨房衛生点検などを行う東京の事業者、株式会社BMLフード・サイエンス様です。

製造業やサービス業など様々な業種でのVR研修の活用が進む中、多くの人の学びのある内容かと思います。

VR導入のポイントは、コストとコンテンツ作成の機動力

– そもそも業務にVRを活用しようと思ったきっかけとは?

最初のきっかけは、新型コロナウィルスの流行による影響で、新入社員研修が滞ったことからでした。

これまでの従業員教育は、教育担当と新入社員が一緒にお客様のお店に行って、どういう手順で検査をしているのかを見学するというのが通常の流れでした。それが、点検のために一人お伺いすることも躊躇う状況で、そこに「もう一人新入社員教育のために同行させてください」とは言えませんでした。

ちょうど私が教育研修者として新入社員を受け入れるというタイミングでもあったので、新卒を同行させなきゃいけないけどできない…という状況で、何か代わりになるものがないかと思って。そこで見つかったのが研修VRだった、という感じでした。

研修VRの結果は「理解が深まった」100%!!

– 作られたコンテンツは、すでに研修生の方が見られているんですか?

6月にすでに配属先が決まっていて、直後の研修ということで8月に新入社員みんなに体験してもらいました。

集合研修ではありますが、それぞれの個人のパソコンでやってみて、と。

– 新入社員の反応はどうでしたか?

新入社員からは「VRでようやく自分が何をするのかを具体的にイメージできた」という話がありましたね。

「店舗に行ってこんなことをやるんだよ」という言葉での説明や、マニュアルだけでは具体的なイメージが湧かなかったみたいで…VRで「こういう風に見ていくんだ」という手順を実際に見たのが分かりやすかったと言われました。

– 新入社員の方はVRを見て、その後実際にお店に行かれているんですか?

今はようやく同行教育に協力してくださるお客様も増えてきました。

実際に同行する前に、自分のやる業務の把握やイメージをつけるためのものとして、VRコンテンツが役立っているようです。

– VR研修は今年から始めたものだと思うんですが、去年との習熟度の比較などはされているんでしょうか?

今年はVR研修以外の研修プログラム全体も大幅に変更せざるを得なかったため、昨年との変更要素が非常に多く、習熟度という観点では、なかなかVRだけの効果は測定しにくい状況にあります。

ただ、研修を受けた新人社員たちにアンケートを取ったところ「理解が深まった」という回答が100%でした! 「360度コンテンツで事前に店舗訪問のイメージを固めることができたので、実際の同行訪問の際にも落ち着いて対応ができた」という声もありました。まずは研修を楽しんで学ぶことが大事で、それがあってこそ習熟度の向上といった成果にも繋がると思います。

こちらの全インタビューは以下からもご覧になります。今後のVR研修活用での展望なども応えてくれています。
ぜひご参考ください。
コロナ禍における新人研修で満足度100%! 食品衛生管理のVR研修

導入目的 研修VRコンテンツの制作
効果 研修生の満足度100%
導入目的
研修VRコンテンツの制作
効果
研修生の満足度100%
会社名 株式会社BMLフード・サイエンス
所在地 東京都新宿区西落合二丁目12番14号(本社)
事業内容 食品の衛生管理総合コンサルティング、微生物・理化学、腸内細菌、商品等検査、飲食店の厨房衛生点検、食品工場監査など
URL https://www.bfss.co.jp/
会社名 株式会社BMLフード・サイエンス
所在地 東京都新宿区西落合二丁目12番14号(本社)
事業内容 食品の衛生管理総合コンサルティング、微生物・理化学、腸内細菌、商品等検査、飲食店の厨房衛生点検、食品工場監査など
URL https://www.scroll360.jp/

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

新型コロナ問題の未曾有の状況の中、多くの事業者さまが奮闘しています。色々な対策がありますが、VRの活用もその一つ。

2020年の緊急事態宣言があってからすでに成功した事例が出始めています。

不動産、住宅業界でのリモート営業、小売分野でのオンラインでの販売促進、研修分野で現場体験が減る中でのVR研修活用の事例を紹介しました。

他にも様々な成功事例が出始めています。スペースリーは、2020年12月現在、これまでに5000事業者アカウントを超えて多くの方に利用いただいているクラウドのソフトウェアです。少しでも事業者様の助けになればと思います。
「スペースリー」はこちら>

最後までお読みいただいてありがとうございます。様々な分野でのVR活用をご紹介する限定資料を以下のフォームに入力して入手することができますので、こちらもご参考ください。

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