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Nikon KeyMission360を最大限活用する方法

Nikon KeyMission360は、Nikonが今年11月に発売を開始したアクションカメラです。4KUHDという画質もさることながら、30m防水や2mの耐衝撃性能など、タフな利用にも耐えられる設計のアクションカメラが360度撮影に対応したということで、かなり話題になりました。一方で、使い勝手という面では課題も多く、編集部でも発売と同時に購入してみたのですが、実はしばらくの間iOS10で動かすことができず、iPhoneと同期させて使うことができずにいました。(12月9日のファームウェアアップデートで解決済み)今回の記事ではNikon KeyMission360を活用する方法についてまとめたいと思います。

スマホアプリとPCアプリ

SnapBridge

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他の360度カメラと同様に、KeyMission 360を有効活用するには、スマホアプリが必要になります。Nikon社の提供するSnapBridgeというアプリになりますが、SnapBridgeをiOS10で使うには、KeyMission360のファームウェアアップデートが必要です。(アップデートはこちらから。できる限りVer1.2にしておいてください。だいぶ接続が改善されたという評判です。)これをスマホにインストールすることで初めて、スマホでの遠隔撮影や撮影した画像・動画のスマホでの閲覧、保存が可能になります。
SamsungのGear360のアプリはAndroid限定ですが、SnapBridgeはiOSでもAndroidでも使えます。

KeyMission Utility

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また、PC向けにKeymission Utilityというソフトがあります。
こちらは主に撮影した動画を管理・閲覧するためのものですが、簡単なトリミングだけならこれでできます。また、youtube用にメタデータを書き込んでくれる機能があるので、そのままyoutubeにVRモードで投稿できるのもありがたい機能です。

撮影の仕方

さて、実際の撮影について解説していきます。基本的には前述のSnapBridgeと連携して使うことになります。

静止画の場合

静止画の場合は本体の静止画ボタンを押して数秒待つか、SnapBridgeからリモート撮影で左下の静止画撮影ボタンを押します。
手順は、デフォルトでセルフタイマーが2秒かかる仕様になっているのでご注意ください。音でカウントダウンしてくれるため、タイミングはわかりやすいです。(設定で解除できます。)

静止画で設定できる項目は画像サイズとセルフタイマーだけですが、動画と共有の撮影パラメーター設定という項目でホワイトバランス、ピクチャーカラー、露出補正が設定できます。
静止画に関してはSnapBridgeと接続してライブビューイングができるので、リモート撮影の方が使いやすいでしょう

動画の場合

動画の場合も同様に、本体の動画ボタンないしSnapBridgeからリモート撮影で設定できます。なお、本体ボタンで撮影を開始した後にリモート撮影ボタンを押すと、「記録中です」という表記になります。

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写真のように、Keymission360はスーパーラプス、ループ、タイムラプスと様々な形の動画を撮ることができるのが大きな特長です。instagramにあげるようなラプス動画だったり、コマ撮りのような動画を簡単に撮ることができます。
静止画と違い、動画は撮影中の画面をスマホで見ることができないため、本体上部の動画ボタンを手で押して撮影するという使い方の方が楽です。(ただし、画質等の設定はスマホとつないで確認しておいた方がいいですが)

気をつけて欲しいのが、4GB(およそ7分)で動画が勝手に区切られてしまうこと。できる限り7分より短い時間で撮った方が、綺麗に編集できるはずです。
また、こちらにも書きましたが、15分を超える動画の撮影はできれば避けてください。というのも、本体が高温になると勝手に撮影終了してしまうことがあるためです。環境によっては10分くらいで、本体が高温になる可能性が出てきます。

まとめ

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実際に使ってみると、360度カメラというよりも動画撮影メインのアクションカムの側面が強いです。
公式でサーフボードやヘルメットの上につけるためのマウントなどのアクセサリも準備されていますし、他の360度カメラに比べて「ボタンを押して撮影する」ということをメインに考えていると言えます。
カメラを触っているときに間違って動画撮影を開始してしまうこともしばしばあるのですが、ボタンを一回押すだけで動画・撮影が開始でき、光や音で状態を知らせてくれるという意味でも、アクティビティを撮影するのに向いていそうです。
また、写真ももちろん綺麗に撮れるのですが、動画のラプス機能やループ機能が充実していて、動きをいろんな形で表現できるというのがリコーシータやGear360にはない面白い部分です。
反面、動画のライブビューイングができなかったり、wi-fiやBluetoothの接続がイマイチだったりと、リモート撮影・スマホとの連携という面では今後のアップデートに期待したいところです。

参考リンク:
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