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観光業界におけるVRの活用例 〜旅行会社編〜

近年様々な業界において注目を集めるVRですが、数ある業界の中でも観光業界はVR技術を取り入れたビジネスに大変意欲的で、様々な場面でその活用が見られます。今回は国内の旅行会社でのVR活用の例をご紹介します。

 

1. H.I.S.のVR活用

ハワイのツアーで人気のH.I.S.ですが、2015年、新宿三丁目にハワイ旅行を専門に扱うサテライトオフィス「H.I.S. Hawaii」をオープンしています。その店舗内では、ハワイの様々なアクティビティや風景を楽しむことの出来る「バーチャル・ハワイ・ラウンジ」という常設展示を楽しむことができます。「たった3秒で、いきなりハワイ。」というキャッチコピーの通り、VRゴーグルをかけると目の前にハワイの景色が広がり、ハワイで人気のアクティビティをVRですぐに体感することができます。さらに、ヘッドホンからはハイレゾ音源による臨場感あるサウンドを楽しめるので、より一層リアルな体験ができること間違いなしです。
店舗内で体験できるVRコンテンツは、一部がYoutubeにアップロードされているため、デバイスさえあれば自宅でも楽しむことができます。海の景色を楽しむことが出来るサーフィンの映像、山の中で馬に乗って進むアクティビティの映像など、ハワイの魅力が詰まった映像を見れば、実際にハワイに行ってみたくなること間違いなしです。

また、H.I.S.が2016年に栄にオープンした栄本店でもVR体験コーナーが設置されています。新宿三丁目の店舗ではハワイのアクティビティを中心に紹介していますが、栄本店ではハワイツアーのパンフレットに掲載されている人気ホテルをVRを使って「下見体験」ができます。モアナ・サーフライダーやヒルトンハワイアンビレッジなど、旅行ガイドやパンフレットでよく取り上げる有名なホテルの数々を、リアルに体感することが出来るので、ホテル選びも捗りそうですね。
栄本店では、国内旅行の顧客に対して長崎のハウステンボス、愛知のラグーナテンボスのVRツアーも用意されています。またこちらはリアルタイムで園内の様子も中継しているため、実際に他の観光客がどのように楽しんでいるのか見て参考にすることもできそうです。

今回紹介したH.I.S.の各店舗の情報は下記のリンクからご覧いただけます。

H.I.S. Hawaii

H.I.S. 栄本店

2. JTBの取り組み

JTBもVRを活用したサービスを展開しています。毎年多くの旅行関連イベントを開催しているJTBですが、中にはVRによる旅行体験ブースが設置されているイベントもあるようです。2年前に開催されたイベント、「JTBクルーズフェア2015」では豪華客船の船内の様子をVRで体験することのできるブースが設置されており、当時VRがあまり普及していなかっただけにブースはたくさんの訪問者で大盛況だったようです。嬉しいことに、このクルーズのVR映像はGoogle PlayAppストアでアプリをダウンロードすると閲覧が可能ですので、興味のある方はぜひご覧ください。16864872_1856158317988789_336986591947169342_nイベント会場では簡易的なVRゴーグルを作ることが出来るキットも配布されていたようで、こちらも当時のイベント参加者にとってはとても新鮮な体験だったのではないでしょうか。
また、日本経済新聞の報道によると、JTBはVRやARを扱うIT系ベンチャー企業に投資する育成ファンドに出資し、2020年の東京オリンピックの時期を目標にVRを活用したサービスの展開を進める方針のようです。やはりこちらもVRによる旅行産業の活性化に意欲的な印象を受けます。

参考記事:

クルーズバーチャル体験ができる無料アプリ「JTBクルーズVR」 | くぼこまき公式サイト
JTBなどベンチャー育成ファンド 200億円、IT系に的  :日本経済新聞

3. 番外編:旅行情報誌「じゃらん」のサービス

こちらは旅行会社の情報ではありませんが、国内で有名な旅行情報誌である「じゃらん」もネット上でVRコンテンツを提供しています。交通機関や宿の予約ができるじゃらんのウェブサイト「じゃらんnet」では、国内の有名な観光地や宿泊施設の様子をVRで楽しむことができます。
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函館山や上高地などの自然の風景から、博物館や美術館、さらには東京ディズニーシーの景色まで、多種多様な景色を見ることができるだけでなく、スパリゾートハワイアンズなどの有名宿泊施設の下見体験までできてしまいます。行ってみたい憧れの観光地をVRで体験したい時や、近いうちに行く旅行の宿を決める時の助けになりそうなサイトです。

4. まとめ

いかがでしたか。国内大手の旅行会社も既に自社のサービスの中にVRを取り入れ、旅行をより手軽かつリアルに体験してもらおうという動きが強くなってきています。旅行先を決めるときには誰もがVRを活用する時代もそう遠くないのかもしれません。今までパンフレット等に掲載されている数枚の写真で決めるしかなかった宿泊施設さえも事前に体験できてしまうという点においては、VRに勝るものは無いのではないでしょうか。今後も様々なサービスが提供されることが予想されますから、旅行業界の動向からは目が離せません。

参考リンク:
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