従来の研修(セミナー)では、講師と受講者が会場に集まって行うのが主流でした。
しかし、2020年以降のパンデミックをきっかけとして、ZoomなどのWeb会議ツールを用いた研修が多くの企業で取り入れられています。
遠方の研修にも簡単に参加できるようになり、これまでよりもさらにインターネット環境が欠かせない時代となりました。
今回の記事では、看護師を対象に行われているオンライン研修について解説します。
オンライン研修で得られるメリットや、研修コンテンツを提供しているサービスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
世間一般におけるVR研修に関するイメージ(意識調査)と、実際にVRを導入している事業者の体感 (実態調査)の両面でアンケート調査を実施しました。
☑ 意識調査ではVRゴーグル購入や制作費用が高いイメージだが、実態としてはPCやスマートフォンにおけるVR活用がメインであり、年間コストも50万円以下とVRに対するイメージと実態にギャップがある。
☑ 意識調査では約6割の事業者が今後のVR活用について懐疑的。実際にVRを導入した事業者の6割以上が効果を実感。今後も利用を継続していくため、一度VRを試せば継続的に活用していく傾向。
ダウンロードはこちらから。ぜひ、今後の新人研修・社員研修にお役立てください。
【目次】
自宅でパソコンやスマホ、タブレットなどを用いて受けるもので、オンライン上で完結できる研修です。
オンライン研修の方法には2通りあります。
オンデマンド型は時間を選ばず、繰り返し視聴できることが大きな特徴です。
一方、生放送の場合は受講時間の縛りがある代わりに、質疑応答や参加者同士の会話を可能にします。
受講に必要な教材がある場合は、宅配で自宅まで届けられたり、案内先のサイトからダウンロードできたりします。
看護師の研修には、さまざまな目的があります。
また、医療に関連する知識や情報は年々変化していくため、その流れに対応するためにも欠かせません。
新型コロナのパンデミックを機にオンライン研修が普及し、看護師が自ら学習する機会を増やすことにつながりました。
また、今回はオンデマンド型の研修に焦点を当てて解説していきたいと思います。
オンライン研修には、従来の研修方法では得られないさまざまなメリットがあります。
ここでは大きく4つに分けて解説します。
看護師の研修は、休日に会場まで赴いて参加しなければなりませんでした。
看護師は夜勤などもありハードな仕事です。
また、日々患者さんと向き合い、業務をこなしつつ、貴重な休日にはスキルアップのために研修を行わなければなりません。
わざわざ休日に研修を受けなければならないため、気持ちが向かないまま参加していた人も多いです。
しかし、オンライン研修であれば自分の好きな時間・タイミングで研修を受けられます。
会場への移動時間がなくなるため、リラックスして研修に臨めるというわけです。
録画配信でオンライン研修を行うオンデマンド型ならば、講師側が何度も参加する必要がなくなります。
研修を行うたびに人員を割く必要がなくなるため、コスト削減に直結。
また、研修に参加するための交通費や宿泊費といったコストも減らすことが可能です。
さらに、研修会場のレンタル費用も抑えられるため、研修の開催に必要なコストも同じく削減できます。
オンライン研修であれば、ネットワーク上に受講内容のデータを簡単に残せます。
受講者の研修内容を一括管理できるようになるため、看護師それぞれの理解度などを把握することが可能に。
また、研修を受講者に合わせたプログラムで組みやすくなります。
受講者側も、研修の受講履歴が一目で確認できるようになり、学習内容を振り返る際に役立てることが可能です。
自宅でも容易に受講できることが、オンライン研修の大きなメリットです。
人が多く集まる研修会場に行く必要がないため、講師も受講者も感染拡大のリスクを恐れる必要がありません。
今後、新型コロナのようなウイルスによりパンデミックが起きたとしても、オンライン研修で感染を防止することができます。
2021年11月リリース「2021年度 社員教育におけるVR活用の意識・実態調査」
世間一般におけるVR研修に関するイメージ(意識調査)と、実際にVRを導入している事業者の体感 (実態調査)の両面でアンケート調査を実施しました。
☑ 意識調査ではVRゴーグル購入や制作費用が高いイメージだが、実態としてはPCやスマートフォンにおけるVR活用がメインであり、年間コストも50万円以下とVRに対するイメージと実態にギャップがある。
☑ 意識調査では約6割の事業者が今後のVR活用について懐疑的。実際にVRを導入した事業者の6割以上が効果を実感。今後も利用を継続していくため、一度VRを試せば継続的に活用していく傾向。
ダウンロードはこちらから。ぜひ、今後の新人研修・社員研修にお役立てください。
今回は、3つの組織と提供サービスの特徴をご紹介します。
研修は基本的に有料で、研修を視聴するためのユーザーIDやパスワードが発行されます。
誤って紛失することがないよう気を付けましょう。
オンライン研修の受講を考えている方や、開講に向けて参考にしたい方はぜひ公式サイトもあわせてチェックしてください。
画像引用:日総研|全国開催・オンラインセミナー
日総研では、看護基礎教育から臨床看護、小児・介護分野、試験対策といった幅広い研修コンテンツを提供しています。
新人看護師から管理職、復職を考えている方まで、自身の目標に合わせた研修を選ぶことが可能です。
オンデマンド型の場合は、アプリなどをダウンロードする必要がなく、教材と同時に届く案内からコンテンツ視聴ページへとアクセスします。
受講の終了日までは何度でも視聴できるため、余裕をもって繰り返し復習することが可能です。
また、生放送ではZoomを使用し、リアルタイムで講師から研修を受けることができます。
基本的には見逃し配信も行っていますが、研修によっては対応していない場合があるため注意しましょう。
研修の時間が2時間以上となることも多いため、受講するための時間をしっかり作ることをおすすめします。
画像引用:公益社団法人日本看護協会 | Japanese Nursing Association
看護の基礎知識だけでなく、看護師の質をより高めるための学習や、時代のニーズに合わせた内容にも注力していることが特徴です。
看護職のキャリア形成も支援しているため、将来を見据えた学習ができます。
日本看護協会でも、オンデマンド型とZoomによるオンライン研修の2種類から選択することが可能です。
オンデマンド型の見逃し配信期間は、最長10か月。
動画の中断や繰り返しができることで、ハードワークをこなしている方でも、余裕のある時に少しずつ勉強することができます。
また、生放送の場合は、参加者との情報交換や質疑応答が可能。
90分ほどで終了するため、時間があまり取れない方でも研修を受けやすいでしょう。
研修の中には確認テストが行われるものもあるため、知識をしっかり身に付けられます。
画像引用:メディカの研修・セミナー|わかる!できる!かわる! | オンラインストア|メディカ出版
メディカ出版のオンライン研修は、看護の基本や対人コミュニケーションに力を入れています。
生放送での講義を行った後に、見逃し配信や「リクエスト配信」を行っています。
配信期間が過ぎてしまった場合でも、参加しそびれた研修に申し込めるチャンスがあるというわけです。
リクエストと言うだけあって、受講者から人気のある研修が多く、内容がわかりやすいと評価されています。
資料の受け取り方法は、研修によって自宅への送付とダウンロードの2通りから選ぶことが可能。
ダウンロードであれば、教材が手元になくても時を選ばず復習できるというメリットがあります。
コロナ禍で忙しさが増した看護師の方でも、オンライン研修という形で自分のペースに合わせた学習ができる世の中となりました。
時間短縮やコストの削減が可能なため、講師の業務効率に加えて、受講者の学習効率をアップさせることができます。
座学で完了できる研修は、ぜひオンライン研修での開講・受講を検討してみてください。