VRと空間データ活用のヒントが見つかる

バーチャルホームステージングを使って、VR内見をよりリアルに

空室物件に家具や小物を入れるホームステージングは、賃貸住宅においてもメジャーになりつつあります。
ホームステージングをすることでウェブに掲載する写真の魅力がアップする、内覧に来たお客様が生活するイメージを持ちやすくなるなどのメリットがあります。

VRを採用した不動産サイトやVR内見が一般的になる中で、VRを用いたバーチャルホームステージングも広がりつつあります。

また、ホームステージングが一般的になる中で、360度写真上にCGの家具や小物を配置するバーチャルホームステージングも徐々に広がりつつあります。

ぜひチェックしてください。

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(1) バーチャルホームステージングのサービスの流れ


※スペースリーの不動産物件のVRサンプル。画面の「Switch」のボタンを押すと、ホームステージング後の写真が表示されます。VRを使うとこういったことも可能です。具体的な不動産のVR活用事例はこちらの資料をご参照ください。
 

一般的なサービスの流れとしては、加工をしたい360度写真をサービス提供会社に送付し、数営業日でCGでのホームステージングの加工がされた360度写真が納品されるというものです。

1枚あたりの加工の費用は各社1−5万円程度です。例えば、スペースリーでは1枚1万円程度から利用可能です。現在のサービスでは、CG加工は労働集約的な作業になり、ある程度のコストがかかるものになっています。

コーディネートについては基本的にはお任せとなりますが、テイストなどを事前に伝えることも可能です。

(2) 通常のホームステージングと比較したバーチャルホームステージングの3つのメリット

(1) 実物の家具を調達するコスト、設置の手間

実物の家具や小物を購入、レンタルする場合に比べて、バーチャルホームステージングであれば、コストを削減できる可能性があります。また、家具を運んだり、配送や設置のしたりという手間も省けます。

(2) 物件や家具に傷がつくリスク

実物の家具の設置は壁や床に傷がついたりするリスクも伴います。また、小さいお子様連れのお客様の内覧の場合、設置している家具や小物を破損してしまうリスクもあります。バーチャルであればこれらのリスクをなくすことができます。

(3) 家具がある場合とない場合を簡単に比較可能

バーチャルホームステージングであれば、クリックひとつで家具有り、家具無しパターンを簡単に比較できます。物件現地にコンテンツのQRコードが印刷されたチラシなどを用意していれば、お客様は現地で家具なしの状態を確認し、スマホで家具ありのイメージを確認できます。

 

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バーチャルホームステージングまとめ

注意点としては、360度写真を加工して行うバーチャルホームステージングは、あくまでも360度写真の加工であるため、同じ部屋で別のアングルから見せたい場合は、別のポイントで撮影した360度写真が必要になり、加工コストも追加でかかります。

しかしながら、費用的にも手間的にも手軽なバーチャルホームステージングは賃貸住宅の分野においてまだまだ活用の余地があるでしょう。

 

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最後までお読みいただいてありがとうございます。
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(この記事は全国賃貸住宅新聞10月22日号掲載「そろそろVRはじめませんか」第18回の内容をベースにしています。)

不動産業界のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
VR不動産7選!不動産分野におけるVR活用法を事例とともにご紹介!

住宅/リフォーム分野のVR活用方法については以下の記事をご覧ください。
バーチャル住宅展示場7選!住宅分野におけるVRの活用法や特徴を事例とともにご紹介!

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