Youtubeで手軽に旅行に行ける、VRツアーのすすめ 〜都市編〜

VR技術に注目し導入を進めている業界は多くありますが、その中の一つに旅行業界があります。VRを使えば、あっという間に世界中の憧れの都市の景色を楽しむことができるので、手軽に旅行体験ができてしまうのです。このようなVRツアーは旅行代理店の店舗などで体験することができます。ここでは、そんなVRツアーをYouTubeで簡単に楽しむことができる動画をいくつか紹介します。今回はヨーロッパの「都市」にスポットを当てて見ていきましょう。

1. ロンドンの名所をたったの3分弱で！

「ヨーロッパの都市」といえば、パリやローマと並んであげられるのがロンドンでしょう。ヨーロッパ巡りの旅行をするなら、多くの人が立ち寄るはず。そんな世界的に有名かつ人気な都市であるロンドンの数ある名所の中から厳選された５つを、たったの3分弱で見て回れるという夢のような動画です。バッキンガム宮殿やタワーブリッジなどの一度は見てみたい光景を、生で見ているかのような臨場感の中で楽しむことができます。筆者は一度ロンドンを訪れたことがありますが、この動画を見ていると、VRだからこそ味わえる臨場感・本物感が旅の思い出を呼び起こしてくれます。ロンドンに行ったことがある人もない人も楽しめるVRツアーです。

2. ガイドと行く！オランダ・アムステルダム

綺麗な街並みや古くからの歴史で有名な都市、オランダ・アムステルダム。しかし、実際どんな場所なのかは知らない、という人も少なくないはずです。この動画では、ガイド役のLeslieがアムステルダムの名所を案内してくれます。残念ながら英語での案内のみとなっていますが、景色を見るだけでも十分満足できる内容の動画です。豪華な建物に囲まれた広場や、水路を小さな舟で下っていくシーンなど、大変興味深い内容が盛りだくさんです。石畳の道やレンガ造りの建物などのヨーロッパらしい綺麗な町並みを楽しむことができます。

3. ウィーンでクリスマスを

この動画では、東欧の国オーストリアにあるウィーン（動画タイトルでの表記は英語のVienna）でのクリスマスの風景を楽しむことができます。通りを飾るイルミネーションは日本で目にするものとは違った雰囲気で、目の前を横切っていく馬車からはなんともエキゾチックな印象を受けます。ヨーロッパといえばロンドンやパリのような大都市を連想する人も多いはずです。この動画では特に有名な建物や乗り物に乗っているシーンなどは登場しませんが、クリスマスのような「期間限定」の風景をいつでも見れるように残すというVRの活用法を実感出来る動画です。「今のうちから今年のクリスマスの予定を立てたい！」と思っても、写真や文字での説明ばかりでは分かりにくかったり、そもそも今の時期にはクリスマス特集の雑誌やテレビ番組なども無いため情報が少なすぎますよね。しかしこのような動画をいくつかネットから探して見比べてみれば気が早い旅行の計画も簡単にたてられるでしょう。今はちょうど外国に住んでいる人が日本の桜並木をVRで見ている頃かもしれませんね。

4. 旅の思い出をVRで残す・ローマのコロッセオ

旅行先での思い出を写真に撮って残したり、動画を撮って残したりといったことは今までも当たり前のように行われてきましたし、携帯電話やスマートフォンの普及によりそれらはより簡単なものになりました。しかし、今となっては360度撮影を駆使して旅行の思い出をVRで残す人もいるようです。この動画はそんな時代の変化を感じさせてくれる動画です。この動画の投稿者Viajero360さんは旅行中に見たものを360度撮影し、自身のチャンネルに記録として残しているようです。ここで紹介している動画は、ローマのコロッセオを外と中から撮影したものです。動画の再生時間は12分を超える超大作です。Viajero360さんのチャンネルには他の場所を撮影した動画もいくつか公開されているので、是非チェックしてみてください。あなたも旅行の思い出をVRで残してみたくなるかもしれませんよ。

5. まとめ

いかがでしたか。テレビや雑誌で見たことのある都市でも、VRで見るとやはり臨場感が違いますよね。行ったことのない場所の体験はもちろん新鮮で楽しいものですが、行ったことのある場所の体験ですら、懐かしさを呼び起こされたり、もう一度行ってみたい衝動に駆られたりと、やはり写真や動画から感じるものを超えた、新しい感覚をVRツアーは与えてくれます。これから旅行先を決める方、行ってみたい場所があるのになかなか行けない方、昔旅行に行った場所にもう一度行って懐かしい気持ちに浸りたい方、まずは是非VRツアーを試してみてください。

今回はヨーロッパの「都市」を写した動画を中心に紹介しましたので、次回は「自然」の中で撮影されたVRツアー動画を紹介したいと思います。お楽しみに！

参考リンク：
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